ひろいあおそら かもめむれ うみやまこえる ゆくすえの
ふねさきよせて わたしへと はないちりんを ほにつけぬ 
 
 
 
 
 
このいろは歌を見た、元天文少女と名乗るY子さんから、「季節は夏なので、貴方が見たのは火星ではないか」という指摘
を頂きました。
もっともなお話で、私も昴が冬の六個の星とは知っていましたが、谷村氏の名曲があるので、皆さんスルーするだろうと高をくくっていました(笑)。
Y子さんにはお礼を申し上げましたが、記念としてそのままにしてしております(笑)。
 
 
すはるよそらへ りんとさえ まちにせみふえ ゆうやけの あかねいろほむ わたしこき おもいをひめて なつくれぬ
 
 
 
以前から「邪馬台国」には興味があって、関係本もかなり読みました。
その中で「邪馬台国はなかった」(古田武彦・著)が、一番印象的でした。小説以外では、私が人生で一番感銘を受けた本です。なので私は本当は出身地の宇佐説では無く(邪馬台国の論者は、とかく自分のゆかりの地に持っていこうとします)、「博多湾岸説」支持者です(笑)。
 
 
やまたいかすむ そらとりく ほふねはえんろ いきをへて うさのちつけし われもなお ひみこにあえる ゆめよせぬ
 
 
 
 
 
四季を詠みこんで
みました。
 
少し前から「プレバト」というテレビ番組の影響で、俳句を作ってみようという気になりました。
そこで歳時記を買って、よく読んでいます。
俳句の本は買ってないので、プレバト講評の夏井先生の解説だけがたよりです(笑)。
 
さくらえりせに はるおほろ すいかをえんへ なつまちぬ みそめしひとや あきたけて むねのわかこい ふゆもよう
 
  
 
大分県立日田林工高等学校は、野球部が甲子園に何度も出場している野球の強豪校です。
私も縁あって同校の夏の甲子園出場を側面からお手伝いさせて頂きました。
良き経験として、生涯の思い出となっています。
 
 
かすむさくらに はるおほろ まねきをそえて われへふみ もいちといけよ こうしえん たやせぬゆめの ありひなつ
 
 
                  ほむひとたえぬ あきかさね こうけんすみえ いろちるせ
ゆめのつりはし おやまにて くもないそらへ われをよふ
 
 
この歌は口語体で作ってみました。
私の評価では「いろは歌集」中の白眉です。
歌の意は「好きなのに所詮添えない貴方へ、雨が代わりに意地悪をしてくれる」という事ですが、私には無理な所が無い歌に思えます。
聞かなければ、いろは歌と気づかないかも知れません。
それは作者にとって無上の喜びです。
 
きようもまちへ あめはふり ほれてゆくみに やさしいわ むかえるねおん つけたころ そえないひとの せをぬらす
 
 
元歌の格調高い歌詞が好きで作ってみました。
小学生の頃から歌っていたような気がします。
作詞者は外国(中国)の
情景を書いたようです。
 
 
 
  
のそみはむなし ゆめとすて きたへかえるひ ちりころに ほふねをまうよ やえさくら おんあいいつも われけせぬ
 
 
 
  
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