なつもすき かせあさみ ふえたひまわり おとろえて
ぬけるそらにくれ やねのむこうに いちはんほし よいゆめを
以前、余り作者の感性が強く出てきた歌は、いろは歌のモチーフに向かないと述べましたが、「少年時代」が好きすぎて、やはり挑戦してみました(^^)。
私の気持ちとは裏腹に中々難しく、かろうじて一行目だけは少し変えて取り込めましたが、後日再挑戦したいです・・
言うまでも無く作者は井上陽水さんで、学校の教科書にも採用されたそうです。
教科書に採用されたというのは、一つのステータスですね。
実は陽水さんがまだ福岡に在住で、「アンドレ・カンドレ」と名乗って活動をしていた頃を知っています。
その頃から名前からして独特の感性でしたが(^^)、後年超大物歌手になるなど、思いもよりませんでした。
| 今、車中泊旅日記に「北海道・春」を掲載中ですが、この歌はその旅の途中で作りました。 今回の旅日記が進めば、詳しく述べる事になりますが、車中で原型を作り帰宅してから、推敲を加えます。 「図」はもちろん地図の事で、カーナビも時に間違いますから、全面的に頼ることは出来ません。 写真は、ニセコ周辺の風景です。 ぬけるみちふえ すもそろい われさよならは むねにひめ せんりをこえて きたへゆく ほつかいとうの やまあおし |
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てをふりきみは さよならとしゆうひんへ かけほそく (自由律)
いつまたあえる むねにせめ おもいやえのころ わすれぬち
私の青春の切ない別れを歌にしてみました・・というのは真っ赤な嘘で(^^;)、本当は春日八郎さんの「赤いランプの終列車」という歌をモチーフにしています。
この春日さんの歌は昭和の香りがプンプンする歌ですね・・私は好きですが・・。
| 唱歌「小さい秋みつけた」はサトウハチローさんの作詞ですね。 サトウさんは「90歳何がめでたい」(^^)の佐藤愛子さんのお兄さんです。 実は佐藤愛子さんの著作は読んだ事は有りませんが、私の三大エッセイストの二人・狐狸庵先生(遠藤周作)・ドクトルマンボウ(北杜夫)のエッセイに何度も登場してくるので、私にはお馴染です。 若き日のユニークな個性が綴られています。 ちいさいあきを みつけたよ とんくりそろえ われのせへ なおゆうひめて こはねむる からすもやまに ほしふえぬ |
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| 梅雨お見舞い 申し上げます 「梅雨見舞い」という慣習は無いと思いますが、いろは歌絵手紙の一つとして、友人・知人に送っています。 今年も昨年に続き「梅雨になるとね、思い出す」を入れて、自由律でいろは歌を作ってみました。 今年は梅雨明けが早いらしく、九州北部は来週にも明けるのではと期待しています。 令和6年6月30日 うん つゆになるとね おもいたす へやをぬけ こむみせは わかれ まちのひ くろいそら ほしさえきえてあめふりよ |
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| 朧月夜は高名な高野辰之先生の作詞で、大正3年に発表されたそうです。 私達の世代なら誰でも知っていると思いますが、現代の小・中学生は全く知らないかも知れませんね。 気品の高い文語調の歌詞をどこまで取り込めるか、いろは歌にしてみました。 もちろん歌の雰囲気をいろは歌で表すためです。 里わ・・里の辺り さとわへなふえ かせぬけて いりひにうすれ はるのそら おほろつきよを いえしみち ねむくこんやも ゆめあまた |
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とんねるをぬけ めへふゆよ うみひこつかむ ほそいても
せえらあおさえ やはりしろ きたくにのまち わすれない
「北国の街」は、舟木一夫さんと和泉雅子さんが共演した青春映画で、長野県飯山市をロケ地とした海彦と雪子の物語です。
舟木さんと和泉さんはその後も多くの共演をしましたが、和泉さんはこの映画が一番輝いていたように思います。
ふんこからきい さちそろい むねにしまなみ ほめたりぬ くもるひはれへ つえよおえ せとのゆうやけ てをあわす
瀬戸内周遊の旅から無事に帰る事が出来て、感謝の歌を作りました。
旅日記を読んで頂いている方は、しまなみ?、紀伊?、杖? と思われたかも
知れませんが、かの松尾芭蕉さんも興趣を盛り上げるためか、事実と
違う事を「奥の細道」に書いている事が分かっています。
まして、私ごときは・・・(笑)。
| かってある時期、日本中でネッシー(イギリス・ネス湖)に似た未確認生物が目撃されたそうです。 池田湖のイッシー・本栖湖のモッシー・洞爺湖のトッシー・それから屈斜路湖のクッシーなどです。 多くの目撃情報が有るにも関わらず、次第に尻すぼみになってしまいました。 私としてはとても残念ですが、「ジュラシックパーク」みたいなのが出来れば、10万円の入場料を払ってでも見たいと思っていました(笑)。 みほろとうけの たびはれる にちりんそらへ えむあさて くつしいおよき やまもえぬ ゆめをこわせす ふねかない |
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ひもてりはれた へつふわん あおいやねいろ うちのまと
なみきえほさえ ぬけるそら かすむしこくに ゆめをよせ
以前、いろは歌「別府湾」を作りましたが、某日あまりの晴天に再度自宅の窓から見える眺望を歌にしてみました。別府湾を望むこの場所に居を構える時に、利便性よりも景観を優先したので、付近にはスーパーもコンビニも有りません。今までは全く後悔していませんが、これからするのかも知れません(^^)。歌は実際どうり自宅は青い屋根ですし、これから時折ボードセーリングやヨットの帆も見る事が出来ます。因みに「清水の舞台」の思いで、東と南の窓をそれぞれ一枚の強化ガラスにしました。折々の朝・夕の海と空の移り変わりに今でも不思議な位感動を覚え、これも全く後悔しておりません。しまなみ海道を渡るべく四国に向かう直前の歌です。
| 滝廉太郎作曲の「花」です。聞くだけで心が浮き立つような名曲中の名曲ですね。滝廉太郎の曲は私が知ってるだけでも、「荒城の月」・「箱根八里」・「鳩ポッポ」等があります。滝廉太郎は大分県とも所縁が深く、日本のシューベルトと言われたそうですが、とても残念なことに23歳という若さで大分で亡くなっています。私は隅田川の遊覧船は乗った事が有りませんが、いつかは桜の季節に乗りたいと思っています。 せそめしさくら はるよんて まいちりゆうへ すみたかわ ふなひとやぬれ こえをあけ いえのむねにも おほろつき |
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| 演歌「矢切の渡し」は最初ちあきなおみさんのレコードのB面だったそうです。 その後たくさんの方の競作となりましたが、細川たかしさんの圧勝となりました。 私は東京柴又の「寅さん記念館」や帝釈天には行きましたが、矢切の渡しは逃してしまいました。 歌は柴又(しばまた)が、「矢切の渡し」優先で織りこめず残念でした。 やきりにわたし ろもほそく おまえとこえる ふねゆれぬ うんめいのひて あすへむけ みをよせなから さちはいつ
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| 当HPの専属新人歌手・茜さんのデビュー曲です。
これからも登場予定なので、よろしくお願いします。 歌は都はるみさんのヒット曲「アンコ椿は恋の花」です。以前から「アンコ」は「姉っこ→あんこ」で、「○○椿」は娘さんの情熱と椿の赤をかけた造語ということです。気にもしていませんでしたが・・(笑)。 煙はもちろん伊豆大島の三原山のものです。 いろは歌は一行目が少し気になりますが、「見えぬ(ようになる)まで」の意です。 わすれちやため みえぬまて よせるおもいの しろほふね あんこつはきに けむりさえ とかいになひく ゆうそらを |
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| 年賀状で「今年も旅情溢れる名歌を作って下さい」というお言葉を頂きました ! 。 過分なお言葉ですが、嬉しいです。 名歌はともかく、最近忘れがちな私のいろは歌の原点を思い出しました。 そこでかって訪れた恐山を詠んでみましたが、少し意識して不気味さを試みました。 陸奥・・むつ市 幽明・・あの世(冥土)と この世(現世) なはしらねとも くろやまへ ふほにあえるか いたこのち ひをみせぬすえ むつよきり ゆうめいわけて おそれさん |
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| 露 嘘 よ お 騙 好 あ 胸
知 へ も 店 さ き る に お ら 知 や を れ な 人 ほ ん ぬ 恵 恋 変 て イ は く な 増 わ ケ ろ 占 え り メ の い ン |
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むねにほくろの あるひとは すきないけめん たまされて
おみせをかわり よもやこい うそへちえふえ つゆしらぬ
胸にほくろが有るというだけで、こんなに決めつけられても敵いませんね(笑)
| 大阪に東京の隅田川のような遊覧船が有るのかどうか知りませんが、有るとして作りました(^^)。 大阪は「水の都」とか「八百八橋」とか言われていますので、有るかも知れませんね。 淀屋橋が実際「細い作り」かどうかも、知りません。m(--)m 写真は実際に孫と通天閣辺りをぶらついた時のものです。 名物二度漬け禁止の串カツなども食べました。 あなたをせめに おうさかへ ゆるむわらいて みれんきえ つくりもほそい よとやはし ふねのぬけころ えひすまち |
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