新聞を見ていたら、1月13日は成人の日ですね。
そこで誕生日も近い孫もいるので、有り難い訓戒のいろは歌でも作ろうと思いました。
娘達は私の訓戒などを聞く歳でも有りませんから(^^)、孫に向けてです。
歌は少し分かりにくいですが、三行目は「渡る世間に鬼は無し」位の意味です。
マァしかし、このいろは歌を贈られても、有り難がる孫がいるとも思えないので、やはり誕生日は実弾ですかね(^^;)
みらいへむけた ふねつくり ほにゆめをのせ まえひろい わそえぬよなし さちやあれ すてきとおもう かんはるこ
人物画は小1の孫が描いてくれました(^^;)
  
 
われきそたひは おねさえて ならいしゆくに あめをよけ
みすぬるむほり せんのやと ふろつかうまえ こへいもち
 
 奈良井宿(旅の話2)は「奈良井千軒」と言われた大きな宿場町で、馬篭宿・妻籠宿
(旅の話2)と共に良く訪れています。馬篭宿・妻籠宿のいろは歌(いろは歌4)は作りましたが、奈良井宿の歌は無かったので今回作ってみました。
 
 
 
私は年賀状にはこだわりが有り、長い間手作りを続けてきました。
しかし年と共に一時に沢山作るのは大変になってきました。
そこで残念ですが、来春から年賀状を終了する事にしました。
ですが、季節の絵手紙等は気力の続く限り続けるつもりです(^^)。
歌の最後は「我止める」の方が意図が分かりやすいですが、やや散文的なので「我終える」にしました。(水絵は水彩画の別称)
さりゆくきせつ そとをあめ ふけてもならぬ ほむたひの みすえいちろに いまこへや ねんかしようは われおえる
 
 
 なかきつとめを おえるあさ やよいのそらも にほんはれ 
しろいふねまち たひへゆく せむけてすわり うみこえぬ
                           [退職の朝]・改題
 
 
まんけつあおく そらひえぬ うたをわすれし かなりやは
ちいさいほふね のせてみる えむころもとへ よきゆめに
 
    童謡「カナリヤ」ですが、作詞は高名な童謡詩人・西條八十です。
      不遇時代の作詞だそうですが、もの悲しい雰囲気があります。
    カナリヤは「金糸雀」と書くのですね。
 
 
加山雄三さんの歌の世界をイメージしてみました。加山さんといえば歌う映画スターとして(作曲も)、ヒットを連発しましたが、レコード大賞(本賞)は受賞しなかったと思います。どうも音楽学校出身の小うるさいのが、歌唱法がどうのと注文をつけた様です。加山さんのお父さんは美男俳優として有名な上原兼さんです。加山さんの大ヒット曲「君といつまでも」のセリフに「僕は死ぬまで君を離さないぞ」と有りますが、お父さんは「お前は甘い ! 、死んでも君を離さないぞ、でなくちゃ」と言ったそうです(笑)。まぁ作詞はこれまた素晴らしい岩谷時子さんですが・・。
こいするよつと あさひはえ かわらぬふたり くれないに しんろもおそめ ほをねせて えむきみのまち ゆうやけへ 
 
 
 
 
  
 梅雨お見舞い
  申し上げます
 
鬱陶しい梅雨ですが、台風同様水資源として無くては困るものだそうです。
 
この鬱陶しい梅雨ですが、後何回迎えられるのだろうかと、同年配と話しております(^^)
秋には梅雨の無い土地・北海道の予定ですが、そこも後何回車中泊で行けるのだろうと、梅雨空を見上げながら思っています。
 
つゆになるとね おもいたす あさやけころを ふみそえて くらせぬまちへ わかれのひ ほしはきえむり うんめいよ
 
渥美二郎さんの大ヒット曲ですね。280万枚のレコード売り上げだそうです ! 。ご本人はその後病気も経験されましたが、今は元気に活動されているようです。 
本来は当HPの新人歌手・茜さんのデビュー曲の予定でしたが、曲とキャラが合わずお馴染のベテラン・雛子さんに登場して頂きました。
茜さんは「あんこ椿」で当HPに初登場の予定です。愛嬌第一茜さん、お楽しみに ! 。
 
ふれあうよねん こむまちを わたしのすへて かえらぬせ いろつやもきえ ほそるみは ゆめおいさけに ひとりなく
 
あおはしけれる さくらいを せにゆうひえや こへいわん
そまぬよてちり ほろふとも ねすつかえなむ きみのため
 
 楠正成に特別な思い入れは有りませんが、聞き覚えのある出だしの歌詞に、いろは歌を思い立ちました。
 建武三年(1336年)足利尊氏を迎え打つ為、手兵僅か五百騎で死を覚悟して兵庫に出陣する楠正成が、ついてこようとする幼い息子・正行(まさつら)を故郷に返す場面です。
 正成は二人とも討ち死にしたら、誰が大君(後醍醐天皇)を守るのかと説得します。
 陰暦五月、今の大阪府下の桜井(地名)での話です。
 
 歌には「そまぬ」で(心に)が省略されていますが、これは通用すると考えました。
 なお、「なむ」という歴史的仮名遣いを使いました。
 私の他の歌では使えませんが、歴史背景を考えるとこの歌には合っていると判断しました。
 別法が無いわけでは有りませんが、意識的に入れた面もあり、これはこのままにしました。
 「夕冷え」が秋限定の言葉であるから問題だと指摘する方もいましたが、私は参考にした俳句の使用例からみてそうでは無く、普遍的に使用できる言葉であろうと思っています。 (因みにチャットAIに聞いたら、同様の答えでした)
 私の歌の中ではかなり異色で、正行を説得する意は入りませんでしたが、私自身は割と気にいってます。
 
 
季節感無視の当HPですが(^^)、順当に早春の歌をUPしました。
「土堀り」といえば、初めて花壇にチューリップを植えました。野良猫が掘り返して邪魔をしますが、開花が楽しみです。
今の季節は三寒四温というのか、このまま暖かくなるのかと思っていたら、又寒くなり温暖・別府でも年齢的に中々辛いものがあります。
でも三月には「いろは歌」で嬉しい事があり楽しみにしています。
 
つちほりふえて わらいもれ さめぬねむけよ ひなたゆえ かいろをきせん うみやまへ はるのあしおと すくそこに
 
 
歌と直接の関係は有りませんが、花壇にチューリップが咲きました(4月1日)
 
 
奄美大島に潜居していた時の西郷さんと愛加那さんの話・・・では有りません。
 昔、ステージに出る時に「オース ! 」と言っていたおじさんの歌です。
題名は「十九の春」でしたが、製作の都合上「二十の春」になりました(笑)。
元歌はこの後「枯れ木に花が咲いたなら、十九にするのもやすけれど」と答えます。
これも随分な言い方ですね(^^)。
 
 ほふねかよわす きせつさる ゆあみやひえぬ めをそむけ いまころりえん いうのなら もとへはたちに しておくれ
 
 
「風の盆」は秋の季語ですが、九月初めの行事なので山間の事とはいえ「山裾黄色」は少し早すぎますかね。
1行目は「見張る目を」も考えられました。
 
 盆の間は夜通しもの悲しい胡弓の調べが流れる・・・そうです(笑)。
一度行ってみたいと思っています。
そういえば石川さゆりさんが、「風の盆恋歌」を歌っていましたね。
   
やますそきいろ めをみはる ひくれてむねへ いとしこえ あなたもさりぬ えつちゆう おわらによふけ かせのほん
 
 
 
現役の時からの習慣で、年に一回人間ドックを受けていますが、私の場合体重が増えると各数値が悪化します。なので事前にダイエットをしますが本末転倒ですね(笑)。
健康寿命は小太りの方が長いとかいう説もあり、もう検査前ダイエットは止めようかと思うのですが、小心者・酒無しの甘党なので大変です。「開放日」とか称して、無茶喰いもしますし(--,)。
歌は掲載をためらう程の間違い探し歌みたいになってしまいましたが、ご笑覧下さい。 
たいえつとをね みなやめろ あんこぬるもち ほれけえき かまゆてそはよ いわしのせ ふりにおむすひ くうさらへ
  
 
別府・高山に続き当HP
専属美人演歌歌手・楓さん三度の登場です(^^)
美川憲一さんの「釧路の夜」です。「くろ」は字重なりでは無いので使えますが、「ばれる」をどうしても使いたくて、こちらを優先しました。有名な東北・北海道地方の方言ですが、「とても冷え込む」という意味ですね。
「ヌサマイ」は市内を流れる釧路川にかかる橋の名前です。
 
きせつのおわり よふけころ やとひえうみへ ゆめちらす むねもしはれて ぬさまいを あなたかにくい ほそるえん
  
 
めをゆうやけへ にほんかい ねむのみさきよ そらもえろ
せくはなあふれ ちりおえぬ わたしまつてる ひといすこ
 
      この歌を作るに当たっては、百恵さんの「いい日旅立ち」を
      思い浮かべました。そのせいか私にしてはスケールを感じます。
      文中の「空燃えろ」は「三国志」・「瀬戸の花嫁」に続いて
      三度目なので、今後は控えようと思っています(^^)
      惜しいのは最後の二行で、「私を待って」なのか「私が待って」
      なのか分かりません。まぁ、読み手の皆さまにお任せしますと
      しか言えませんが・・。
 
 
イメージは演歌の川中美幸さんの「ふたり酒」です。
前半は割とすっきりしていますが、「に・も・か」の配置を変える事が可能で迷いました。
後半は心残りが多く、二回の改良を施していました。
これを最終版にしたいと思います。
元々、女性やお酒に縁の薄い者が作るのは無理が有ったかも知れません(^^)
 
いきてゆくのに つらいひも おまえとさけか あれはよし こんろへふたり むねをうち みすなやそえぬ せわほめる
 
歌は少し重いですが、国民的な映画と言われる「男はつらいよ」です。
シリーズの全てを観ていますが、わたし的にはリリーこと浅丘ルリ子さん登場の回と、竹下景子さんの数回が印象的です。
浅丘さんは山田洋二監督にリリーさんと寅さんを結婚させてくれるよう頼んだそうですが、叶いませんでした。
シリーズ終盤の病で運命を悟ったような、渥美清さんの表情が消えてしまった顔は、まだ心に残っています。
とふにおちても いすれさく ねかあるやつよ はなほめぬ みそらのゆうへ きえしこい せをむけえんろ たひまわり
 
 
おくることはよ あいしても つたえられない わかきひね
せんろへさりぬ えみをそめ ふほのすむまち ゆうやけに
  
 
  
 私の辞世の歌(笑)
 
私は若い頃聴いた「水戸黄門旅日記」の歌詞とメロディーが大好きで、その一節を使った歌を作りました。
また、秀吉の有名な辞世の句「人の世に・・」の句も頭の片隅にありました。 
 
われはなうえて みころほめ あすへむけふえ またおちぬ くもそらをいき ひとやさる じんせいかりね つゆのよに
 
 
 
 
  亡き愛犬の追悼歌
です。
                     
エッセイ愛犬物語
 
ひとみあおそら けんたろう いふのよるゆく むかえきて めさすちへはせ やねをこえ われまついぬも ほしになり
 
 
 
 
異国情緒漂う長崎は好きな街で、何度も訪れています。
宿泊は大抵お気に入りの道の駅「夕陽が丘そとめ」(旅の話9)です。
 
 
 
  
あめのなかさき ゆうやけへ まちみおろして そらはえる ほふねをよせり くすむわん たれにもいえぬ こいひとつ

 

「星影のワルツ」は千昌夫さんのデビュー曲で、切ない曲と千さんの田舎風の風貌が奇妙にマッチして大ヒットしました。千さんはその後もヒット曲を出し続け、事業家としても大成功をおさめハワイにホテルを持つまでになります。ところが一転バブルが弾け大きな借金を背負います。結局儲けたのは離婚で50億円を取ったと言われるシェパードさんだけかも(笑)。

いまてもすきよ なみたふく ことはをおれに あいちりぬ そらやひえさえ むねうろへ ほしかけわるつ せんのゆめ

うろ・・・空洞

 

 
岬シリーズ④ 室戸岬
 
朝日と夕日が共に見られるという高知県の室戸岬です。
ペギー葉山さんの歌や小林旭さんの映画で有名な「南国土佐を後にして」のイメージが有りました。
旅の話4」でも紹介しています。
 
 
すいへいせんを あになかめ むろとみさきの くしらつり ふねよゆうやけ われこたえ そまるほはえて ひもおちぬ
 

 

 
 
ご依頼をうけ、子供の名前を読み込んでみました。
 
 「T 家」
 
みのりちゃん・・長女
あらちゃん・・・長男
楓ちゃん・・・従姉妹
 
 
うまおいはしれ あらちやん とひわたるせへ すそをつけ いなほもみのり むねにさく かえてよろこふ きえぬゆめ

 

 
ご依頼も受けないのに、子供の名前を読み込んでみました。
 
 「杉坂家」
杉坂家の子供は全員「な」がつくので作成
 不能。
 ニン・・長女の愛称
 理恵・・お母さん
 
はるいもうとを にんほめぬ みそらまちつゆ おねくれて たひへよふこえ なやむりえ しあわせいろの すきさかけ
 

 

 
 
また、ご依頼も受けないのに、子供の名前を読み込んでみました。
 
   「 I 家 」
 楓ちゃん・・・長女
 桜ちゃん・・・次女
                   (挿絵)
 
 
あきのゆうひに とんほおい かえてぬりえを もちねたわ やまそめしはる ふないけへ すみれつむころ さくらせよ

  

岬シリーズ⑤ 
能登半島突端の「禄剛崎」です。 
能登は「旅の話10」で紹介していますが、写真を拡大して見ている内、「禄剛崎」は「ろこうさき」では無く「ろこうさき」であることに気が付きました。・・ですがこれも(誤)記念として残すことにしました。「俺」もいろは歌では初めて使ったと思いますが、上品な私には似合わないですね(笑)。
 
あらなみひたす にほんかい ろくこうさきや よせるふね のとへつえむけ ゆめはいち おれもてをそえ わしまぬり

 

 
 「東京の灯よ
    いつまでも」
  ↑
ある歌の「花の唇 涙の
笑顔」というフレーズを使いたくて作ってみましたが、「涙の笑顔」の心情が十分でない気がします。再チャレンジですかね。 
 
  
 
なみたのえかお まつけぬれ あわいともるひ こいゆめへ ほふねをむてき すくにちり やさしよそらは せんろうえ

 

 
ハリウッドの「GODZILLA」は、良く観ています。
最新作の「ゴジラvsコング」も観ました。
 
最初の頃のゴジラは巨大大トカゲでしたが、だいぶ本家の形に近づいてきた様に思えます。
 
 
ゆうひをわんに あきのまち やねもついえぬ いそくへり こしらたおれて みるせなか むすめはさけふ ほえろよと

 

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