いわゆる「戯れ歌」ですね。性分で時々、この様な歌を作りたくなります(^^;)
私はミステリー小説が好きで、しばしば止まらなくなって、つい夜更かしをしてしまいます。
現役の時も睡眠不足になり、時折 " 体調不良 " で年休を貰いました(^^;)
今は起床時間を気にしなくてもよい身分になりましたが、もう体力・気力が尽きて、夜更かしできません(^^)
ゆわきへつふの そらとくも やせぬさんほを ひるまめに みすてりいえむ これよあけ ちえおかねなし いろはうた
  
 
 
時折、このHPに写真などを提供して頂いている
小野和草さん(いろは歌6)から立春のお知らせが有りました。私は寒さにも弱くなったと嘆いていますが、暦の上の春の到来を見逃していました。
この歌は「キャンディーズ」という女の子のグループが歌っていました。やたらスカートの短い3人グループでしたが(^^)、この歌は歌詞が素敵で好きでした。
題名の「るいちん」は、残念ながら字重なりで使えませんでした。
 [自由律]
ねゆきよおわり やほなつちいろへ めにみえてひとのむれふえ ぬけたそら さあもうすくはる こいをしませんか
  
 
安藤広重 (フリー画像)
モチーフとした「箱根八里」は言うまでも無く
滝廉太郎作曲の天下の名曲です。
詞の方は難解な漢詩で「函谷関」は中国河南省の地名・「蜀の桟道」は三国志で有名な四川省の要害の地です。
私は箱根(旅の話2)も好きで、芦ノ湖・大涌谷・箱根関所(旅の話9)・日本旅館の立寄湯等が印象に残っています。
いろは歌の四行目は、お侍さんも疲れたのか、「放心状態で道端に目をやっている」というようなイメージです。  
はこねのやまそ てんかへな たよるつえおれ あせふえぬ けわしいみちも すきゆくに さむらいひとり めをろほう
 
 
しやこたんのち かむいひめ くるつりふねも まえをよけ
わすれぬみさき あおいそら せへはなゆえに ろほうとて 
 
神威岬・・「旅の話8」・「旅の話9
 
 
 既にUPしていた「襟裳岬」Ⅲに心残りがあり
リニューアルしました。
 
 私の好きな岬ですが、「襟裳」の名前の由来は何だろうと思っていましたが、他の多くの北海道の地名同様、アイヌ語の「岬」に当て字をしたそうです。
 字も素敵ですね。
 
 
しろいとうたい ひやよわく えりもみさきへ おんなのこ むねにはるかせ ゆめつれて ほふえそらぬけ あすをまち
   
「精霊流し」(しょうろうながし)は長崎県のお盆の行事です。
さだまさしさんが、若くして愛する人を失った若い女性の心情を切々と歌っています。
さださんは年少の頃バイオリンを習っていたそうで、冒頭から切ないバイオリンの音色が響きます。歌詞も印象的なフレーズが多いです。
私の力不足も有りますが、その歌を知らなければ、この歌は分かりにくいかもしれません。
 
さやけきなつの おわりころ かはうみたいに しんせいを ともすひゆれぬ くるふねへ よそらほめまち あえてえむ
  
 
   しこくゆうやけ さたのはま ほろをちらせて きんにそめ 
   わすれないむね あえぬひと おもいへつふよ かえりみる 
 
  「旅の話3」に掲載した佐田岬を、いろは歌にしてみました。
  残念な事に「だみき」が字重なりで、やむを得ず浜辺に降りてもらいました。
   
 
 
私は時には軽やかな現代風の歌を作りたいと思っていますが、その時に苦労するのは「ぬ」です。
「叶わぬ」(打消し)・「去りぬ」(完了)のどちらにしても、それで使うと途端に重く古臭くなってしまいます。
そこで「犬」・「塗り絵」・「沼」等を使いますが、何れも場面が限られています。
なので、「抜け」を多用しておりますが、やはり苦労をしております。
なにか良い「ぬ」は無いですかね(^^)。
 
 
しふんをせめて みるけれと やはりかなわぬ こいたもの あえすまつうち ほろよいへ そらひえさむく おねゆきに
 
 
 暑中お見舞い
  申し上げます
 
昨年は「危険な暑さ」今年は「災害級の暑さ」だそうです(^^)
   皆様ご自愛下さい。
              (令和5年夏)
 
 
やにわのたひへ むねふくれ あめきえおせを そらさえる みすはしようも いけほとり ころんてゆかい ぬまちなつ
 
各地の有名温泉を詠みこんでみました。
最初、題名を「逃避行」としようかと思いましたが、せっかくのくつろぐ温泉が重くなるので、読者の皆様の想像ににお任せする事にしました。
私は超有名観光地は余り好きでは無く、「有馬・鬼怒川・下呂」の温泉は訪れていません。
以前にもお伝えしましたが、私の温泉ベスト3は、「酸ヶ湯・白骨・龍神」です。
その他にもガンに効くという玉川温泉(秋田)も印象的でした。
ありまさみたれ きぬかわも しらほねよひえ けろとうこ いすはえんのち なせへつふ おやにそむいて ゆをめくる
 
当HP専属歌手・茜さんの再登場です。
原田悠里さんが歌った「津軽の花」をモチーフに作ってみた「津軽の春」に心残りがあり、リメイクしました。「林檎も桜も一緒に咲いて・・」というフレーズが印象的でした。
私は「三国志」・「雛鳳尼講話集」は首をかしげる所はあっても、作った勢いを重んじて見直しはしませんが、その他は出来るだけ完成度を高めようと思っています。
 
やわきひをうけ おねにいろ りんことさくら かれぬふゆ はなもいつしよ たえてほめ あすへえむその みせるまち
  
当HP専属美人演歌歌手・楓さん四度の登場です。
 「花咲港」はカニで有名な港ですが、それにしても素敵過ぎる名前ですね。悔しい事に「な」が字重なりです(涙)。歌は作詞・吉岡治 作曲は市川昭介のコンビで歌唱は川中美幸さんでした。これもとても好きな歌でした。根室には道の駅「スワン44ねむろ」があり、ここもお気に入りで、カキフライ定食がとても美味しいです。
花咲蟹は今度お金が貯まったら食べます(^^)
 
さけんたきしに うくてえふ ひとりねむろへ わかれのち おもいゆえやせ まつこいは あめよぬらすな ほそるみを
 
 
     すさむせけんへ そわぬゆめ うろふえつねを やまよりひ
     はなにもほれて あらしたえ いくかおとこの いきるみち
 
幼い頃から聞いていた「旅の夜風」ですが、当時から良く分からない事ばかりでした。「愛染かつら」「立たせまつりし」「ほろほろ鳥」等です。
出だしの歌詞「花も嵐も踏み越えて、行くが男の生きる途」の「嵐」は困難とかでしょうが、踏み越える「花」とは何でしょう。女性の慕情とかですかね。
当ホームページのモットーで、女性は大事にしていますが、私の歌もイマイチ良く分かりませんね(笑)。
 
 
 
       朝 雪 う 一 想 悲 止 添   雪   
       ぼ の つ 人 い し め え   の
       ら 降 向 遠 出 み た ぬ   降
       け る く 路 に 忘 夜 恋   る
         町 背 へ   れ は を   町
                     ね   を
 
そえぬこいをね やめたよは かなしみわすれ おもいてに
ひとりえんろへ うつむくせ ゆきのふるまち あさほらけ
 
 
 
 
   ほそいろせんへ ひかるまち ゆめこわれても ふりむけは 
つねにやさしい えみをえぬ あなたのくらす とおきよう
 
      これも「大阪」と同じように、「ときよう」を「ときよう」
      として作ってみました。昔、ジュリーこと沢田研二さんがパラ
      シュートを背負って、「トキオが空を飛ぶ~」とか歌っていましたが、
      東京の事だと聞いた記憶があります。
  
 札幌賛歌です。
「好きですサッポロ」という歌で思い付きました(「す」重なり)。カタカナ表記は踏襲しましたが、この「いろは歌」では賛否があるかも知れませんね。 
車中泊の旅では大都市を避けていますが、札幌へは仕事で二回、「札幌雪まつり」に家族で一度訪れています。
他の都市には感じない独特の爽やかさがあります。見所も多く東直美の「ススキノ探偵」シリーズも面白かったです。 
ふゆはかせしむ へやもひえ めくりあうわね たえぬいて すきよさつほろ おんなのこ とけいをそらに みれるまち
   
一行目の歌詞を見つけ、゛宝塚賛歌 ゛を作ろうかと思ったのですが、出来上がったのは、怪しげな関西弁の会話でした。
良く有る事とはいえコメントも有りません(笑)。
ご笑覧下さい。
後で気付いたのですが、宝塚の花・星・雪組が入ってました。以前お遊びで、残りの月・宙組を入れて歌を作った事があります(^^) 
すみれのはなか さくころに てあつためけぬ ええひとよ うんいまおもい むねふわり ほしちるそらを せへゆきや
  
 
童謡「浜千鳥」です。
最後の行は「各地の夕日の名所を訪ねて、絵を描く長い旅」の意ですが、分かりにくいですね。
この歌は印象的なフレーズが字重なりで心残りが多く、掲載を迷ったのですが、せっかく描いた挿絵がもったいなくシュレッダーにしませんでした(笑)。
 
 
あおいつきよの いそへみち ふほをさかして なくとりは われもこまらせ めやむけぬ たすねるえんろ ゆうひえに
 
  
 
小林旭さんに同名の曲が有ったと思いますが、全くイメージしておりません。
後半は゛街人゛の言葉ですから、「」で括るところでしょうが、何となく「」は余り使いたくなくて、どの歌も最小限にしています。
 
人生で一度、こういうセリフを言ってみたかった。
言われたことは何度も有りますが…(笑)
 
そえぬまちひと つゆのさけ いろりやうたを ほれなおす こめんねむらへ はえふいて きみにもくるよ しあわせか
  
                          (撮影・川口順治氏)
こともあそふせ ゆうやけに おてらをひくれ かねよなり
わたしのほめぬ まるいつき すむいろはさえ えんへみち
 
 
  
初めて取り組んだ演歌調の歌です。
題名もそれらしく付けてみました。
なぜか演歌は「北」が似合いますね。
「北」のヒット曲は数多いですが、「南」のヒット曲は余り思い浮かびません。
 
イラストの女性を見たことのある人もいると思いますが、クラブ「雨」のママですね(笑)。
 
  
 
さいはてやとも ふろけむり ゆきねうなしの かせつよく あめにわひます ちるこいへ そえぬみれんを おほえたら
 
 
 
 
テレビドラマ「北の国から」です。
(詳しくは「旅の話2」)
東京に出た純は、様々な経験をします。
つらい事もたくさん有りました。
 
・・・それにしても長く記憶に残るテレビドラマですね。
 
 
 
 
さむいちつねは ひえており あえすほめせわ やれぬころ しゆんへふみを いもうとそ きたのくにから まけるなよ
 

 「青い山脈」は戦後の明るい青春を描いた映画ですが、出演の原節子さんはある時期から世間に一切姿を見せなくなりました。その潔い姿勢はとても印象的です。明るいメロディの歌も常に「日本人の好きな歌」の上位に入っています。

作詞の西条八十は戦前・戦後を通じて日本人の心に残る童謡や流行歌を数多く残しました。「かなりや」・「青い山脈」・「王将」・「花咲く乙女たち」等が有名ですね。

なたれもきえる やまみとり ひをせにうつし あおいそら ゆめはすむよね わかいこえ さんろくぬけて ふほのちへ

 
 
 
「霧笛が俺を呼んで
 いる」
 
和製ジェイムスディーンといわれた赤木圭一郎さんが歌っていました。
日活のスターでしたね。
共に自動車事故で亡くなっています。
 
 
たすねるまちに ゆりかもめ わひしくほそい えんはうせ あえぬへやさけ つらいころ むてきかおれを よふみなと
  
 
岬シリーズ⑦の犬吠埼
(旅の話7)です。
私は何度も訪れていますが、先日新聞を見ていたら、犬吠埼灯台が重要文化財に指定されたという記事がありました。
おめでとうございます。
房総半島は温暖な気候を活かし、花の栽培も盛んなようですね。
 
 
 
たひへよふこえ やねのかせ くろしおあらい はなもえる いぬほうさきに とんてゆけ むすめをつれそ まわりみち
 
 
 
残念ながら奥飛騨温泉郷は通過しただけで、まだ入浴などはしておりません。
「本の湯宿」は旅雑誌に載っている宿の意です。
 
 
 
みぬらいちよう こえもきえ われあめかふる おくひたへ ほんのゆやとそ いろりには せつなしむねを ますさけて
  
 
「坊がつる」はミヤマキリシマでも知られた九重連山の中、大船山(二百名山)の登山口にあります。
芹洋子さんの歌やキャンプ場としても知られています。
近くに九州最高所の「法華院温泉」があり宿泊も出来ます。
大船山を含む九重連山も良く登っており、後日「旅の話」でも紹介したいと思います。
 
 
やまおとこえむ ほうかつる みねにしろくも たいせんよ めをあけのそら さきりへひ はなふえゆいて わすれぬち
 
 
 
岬シリーズの番外編になりますかね。
「ソルティシュガー」というグループが歌っていました。
「走れ ! コータロー」というヒット曲も有りますが、いわゆる一発屋に近いですね。
ですが、この歌はとても良い歌詞とメロディーで名曲ですね。
 
 
みさきめくりの はすやゆれ かせそうらぬけ いえふえて ひよおちるころ わんへほし あなたをもつと むねにいま
   
  
 
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