(第9日目) 令和5年9月10日 (日) ⛅
 無断車中泊をさせて頂いた温泉施設「しおさい」を早朝に出発して、右手に内浦湾を見ながら南下気味に進み、室蘭の地球岬(旅の話6)を目指します。
 
 函館からここまでやって来ました。
 
 室蘭の巨大とも言える大きな橋を渡って地球岬に着きました。
 
 地球岬は3回目ですが、早朝に来たのは初めてです。
 車中泊では基本暗くなったら眠るので、年齢的なものも有るのでしょう、朝は暗いうちから目が覚めてしまいます(笑)。
 ですが、もう観光客がちらほら見えています。
 
 天気はイマイチですが、それでも朝の海は爽快です。
 
 岬は高台にあり、見下ろせば我が愛車も見えます。
 
 地球岬を出て途中コンビニ朝食を済ませ、道の駅「みたら室蘭」にやって来ました。
 
 渡って来た室蘭大橋 ? が見えます。
 
  この道の駅は開放的な気分が味わえる、とても気持ちの良い道の駅です。
 
 
 
 見るからに絶景の望めそうな家ですね。思わずカメラに収めました。
 
 又、右手に海を見ながら更に進み、苫小牧を通り過ぎ道の駅「ウトナイ湖」に着きました。
 途中、山中に支笏湖(旅の話3)が有りますが、何回か訪れていますので今回はスルーします。
 
 綺麗な湖で入口に靴の洗浄マット(異種子混入防止)を、設置して有りました。
 
 
 
 エレベーター付きの立派な展望塔が有るので登ってみました。
 
 この日も北海道とは思えない暑さで、木陰を見つけ休憩・昼食です。
 
 道の駅で「玉手箱」という寿司を見つけ買いました。
 もちろん美味しかったです。
 
 道の駅「ウトナイ湖」を出て、宿泊予定の道の駅「サラブレッドロード新冠」の近くの温泉施設「レコードの湯」に着きました。
 この温泉施設で入浴を済ませ、夕飯の「豚生姜焼き定食」を食べたら又、道の駅に移動するのが面倒になりました。
 この施設はどうも公的施設の様な気もしますし、長距離の大型トラックも留まっているので、昨夜に続き温泉施設に泊まる事にしました。
 ここでも何事も無く朝を迎えられましたが、今後は道の駅以外の車中泊は控えようと思います(^^)。
 
 
 (第10日目) 令和5年9月11日 (月) ⛅
  車中泊をした温泉施設「レコードの湯」を早朝に出発すると、綺麗な朝焼けが迎えてくれました。
 
     
 襟裳岬に向かう途中、北海道限定のコンビニ「セイコーマート」のサンドとコーヒーで朝食です。
 
 襟裳岬(旅の話3旅の話4)の観光を済ませ、釧路に向かいます。
 
  通り過ぎる町の景色も、北海道らしく大らかですね。
  空にマツダマークの雲も見えています(笑)。
 しばらくして釧路市内の「オートバックス」に寄りました。
 車のオイルとエレメントを交換するためですが、タイヤの点検もお願いしました。
 すると前輪のタイヤが摩耗して、ワイヤーが露出していて危険だと言われました。
 実は東北の自動車専用道路で、止まっている大型トラックの前輪がパンクでは無く、破砕しているのを見ていた私は震えあがりました(^^)。
 バーストというのか、そんなものを見たのは初めてでしたが、もちろん愛車のタイヤ交換をお願いしました。
 ところが同じタイヤの在庫が無く、取り寄せに少し時間がかかるとかで、その間に昼食と「ブックオフ」に行く事にしました。
 
      店の近くでこの旅では初めてのラーメンですが、美味しかったです。
 
   タイヤの事が有るので、恐る恐る運転して「ブックオフ」に行きました。
私の知る限り「ブックオフ」では、一番書籍が多い店だと思います。
 
  無事にタイヤ交換を済ませ、道の駅「厚岸グルメパーク」にやって来ました。
 ここの食事処はカキフライが美味しく楽しみです。
 
 ところが又、事前確認不足です(^^)。
 
 定休日でしたが、この道の駅は高台に在りとても良い眺望です。
 
  何度もこの道の駅に来ていますが、野生の鹿を見るのは初めてです。
 
              ここが今日の宿泊予定なので、車で近くの「イオン」に夕飯の買い出し
に行きました。
 1,000円なのでとても安い気がして、寿司パックを買いました(^^)。
 ところがレジ袋に入れたはずの醤油の小袋が見つからず、スーパーに戻る気力も無く、やむなく醤油無しで食べました。
  とても美味しかったのですが、醤油無しは少し残念でした。
  こうして10日目も無事に終了です。
 
 
  (第11日目) 令和5年9月12日 (火) ⛅ 
 宿泊をした道の駅を出て、かってムツゴロウさん一家がクマと無人島で暮らした浜中町を過ぎて、道の駅「スワン44ねむろ」に着きました。
 霧があるので少しここで仮眠をして過ごし、納沙布岬を目指します。
 
 根室半島の突端、納沙布岬です。
 
 「納沙布岬」(旅の話2)に着きましたが・・この霧です。
 
 
 
 霧の為、納沙布岬を早めに切り上げていろは歌も作った「花咲港」
(いろは歌5)にやって来ました。
 名前の素敵さと川中美幸さんの歌に惹かれて初めて来て、付近を走り回って見ましたが、どうも普通の漁港の様です。
 少し脱力しましたが、霧で良く分からなかった事にしておきます(笑)。
 
 道の駅「スワン44ねむろ」に戻って昼食にします。
 とても素敵なレストランですね。
 
 道の駅「厚岸」で食べ損ねたカキフライですが、ここもとても美味しかったです。
 
 海を右手に見ながら北上して、道の駅「おだいとう」に着きました。
 この辺に来ると人家もまばらになります。
 この道の駅には北方領土を望む展望塔が有ります。
 
 現在の国際状況を考えると、返還はとても厳しいですね。
 終戦時に北海道まで取られなくて本当良かったと思います。
 
 以前から気になっていた極細の野付半島に行ってみました。
 
 バイクの若者も多く、国後島が霞んで見えました。
 
 更に北上して羅臼市街手前の「望郷展望台」に来ました。
 望郷は国後島に対してでしょうね。
 
 展望台は山頂付近に在り、国後島が良く見えます。
 
 「知床旅情」でも有名な羅臼の町(旅の話5)ですね。
 
 羅臼を左折して知床峠(旅の話5)に来ました。
 この後ウトロの「夕日の湯」で入浴して、宿泊予定の道の駅「ウトロ・シリエトク」に無事着きました。
 夕飯は昼が油ものだったので、軽くコンビニで済ませ明日はここに連泊の予定です。
 夜は暑くて大変でした。どうなってしまったんですかね地球は・・
 
 
 
  (第12日目) 令和5年9月13日 (水) ⛅  
 宿泊した道の駅「ウトロ・シリエトク」はここですが、悲惨な事故を起こした知床岬の観光船の港が有ります。 (知床岬・・旅の話1)
 
 この道の駅はとても良い駅で、夕飯はコンビニ中心ですが、来れば必ず連泊します。
 右手に「知床世界遺産センター」が見えています。 
 早朝、道の駅周辺を散策しましたが、今日も暑そうな感じがします。
 
 日中の暑さ対策で、通り過ぎた知床峠との間に有る「知床自然センター」へ行く事にしました。
 少し戻る感じになるので、左手に朝のオホーツク海が見えます。
 それ程遠く無い所に知床五湖(旅の話6)も有ります。
 
 ウトロのコンビニで朝食を済ませ、昼食用の菓子パンを買い「知床自然センター」の駐車場に着きましたが、ガラガラでゆっくり出来ました。
 
 これから遊歩道を歩く人達の様ですね。
 羆の心配も有るようですが、後で私も歩いておけば良かったと後悔しました。・・ガイドの必要が有るのかも知れません。
 
 流石に世界遺産の地ですね・・立派な施設です。
 
 入館無料で、知らなかったのですが、中に食事処が有ったんですね。
 コンビニで菓子パンを買ってしまいました。
 
 世界遺産の知床を紹介している様です。
 
 一日、読書や昼寝をしてゆっくりして、夕方道の駅に戻りました。
 夕飯は「どんべえ」とおにぎり2個でした。
 
 
  (第13日目) 令和5年9月14日 (木) ☔
 右手にオホーツク海を見ながら斜里町中心部方面へ向かいますが、久し振りに「オシンコシンの滝」(旅の話6)に立ち寄ってみました。
 
 北海道では珍しくは有りませんが、キタキツネが道路を・・。
 
 斜里町中心部の手前に「天に続く道」というのが在りました。
 この辺は何度も通過しているのに気づかず、TVの旅番組で知り来てみました。
 
 なる程、天空へ行けそうに見える道ですね。
 バイクのお兄さんもやって来ました。
 
 しばらく走ると左手に日本百名山の「斜里岳」(旅の話5)が見えて来ました。
 私が登ろうとして登れなかった初めての山なので、悔しいような懐かしいような・・(笑)・・その後悪天候でリベンジの機会を逃し、もう頂上には立てないと思いますが・・。ですがそれも又思い出の一つですね。
 
 原生花園を見る為に道の駅「はなやか小清水」にやって来ました。
 
 時期が良ければこの花々の群生が見られるのでしょうが・・。
 
 この線路を越えて原生花園に向かいますが・・。
  
 残念でした・・(^^)。
 
 残念の後、道の駅「流氷街道網走」に寄って、友人へのお土産を買いました。
 昔からこの手のものが好きなんですよね (^^)。
 近くに観光施設「網走監獄」(旅の話6)が有ります。
 
 屈斜路湖を目指して内陸部に入りますが、入浴と昼食の為途中の「峠の湯びほろ」に立ち寄ります。
 ここは大きな施設で、快適に入浴・食事が出来ます。
 
 「豚重定食」とかで、美味しかったです。
 
 とうとう雨が降り出して道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」に着きましたが、ごらんの通りです。
  
 ここは景観が素晴らしく、晴れていけばご覧の通りです。(旅の話3)
 眼前はクッシーの棲むという屈斜路湖です。
 
 私は初めてですが、屈斜路湖畔に下りて来ました。
 
 雨で視界も悪く、写真を撮っただけの観光になりました。
 
 やはりいました !「クッシー」(笑)。
 
 道の駅「摩周温泉」に向かう途中、観光名所「硫黄山」が見えました。
 今回は雨でパスしましたが、20代の頃友人達と来たことが有ります。
 
 今夜の宿泊地・道の駅「摩周温泉」に着きました。
 途中、今日の入浴は済ませましたが、この道の駅自体には温泉は有りません。 
 途中、「セイコーマート」に立ち寄り今夜の夕飯を買いました。
 サンドイッチ・菓子パン・バナナ等で、当然写真は有りません(^^)。
 夜はやや冷えてカイロを使いましたが、明日は内陸部の富良野を目指します。
 
 
  (第14日目) 令和5年9月15日 (金)   
 摩周湖方面から阿寒湖へ向かっていますが、北海道らしい風景が続きます。
 
 阿寒湖(旅の話6)は何度も来ていますが、取りあえずご挨拶を(^^)。
 雄阿寒岳(旅の話4)ではひどい目に、いや大変お世話になりました(笑)。
 
 たくさんの土産物を売っている「アイヌ・コタン」も隣接しています。
 
 富良野方面へ向かっていますが、内陸部の道の駅「あしょろ銀河ホール21」で休憩です。
 それにしても名前も建物も立派ですね、今見ると一番上は展望所かもしれません・・惜しい事に訪問時に気付きませんでした。
 
  足寄(あしょろ)は何と言っても、フォーク界のスター松山千春さんの出身地です。
 名曲「大空と大地の中で」は足寄町がモデルと書いて有ります。
 
 
 
  郷土が生んだ大スターという感じですね。
 
 ルックスはデビュー当時とかなり変わって来ましたが・・。
  
 足寄を後にして、道の駅「しかおい」にやって来ましたが、天候も回復して暑くなって来ました。
 気持ちの良い道の駅ですが、僅かな木陰は先行車に取られ暑くて堪らないので、小休止の後もう出発します。
 
  中々、可愛い物が・・。
 
 途中、道沿いの麺処で「鴨南蕎麦」の昼食ですが美味しかったです。 
 
 更に富良野方面を目指し、狩勝峠(かりかちとうげ)までやって来ました。
 この峠は空知郡南富良野町と上川郡新得町の境界にある峠で、西側は石狩川水系、東側は十勝川水系で、日本海側と太平洋側の分水界だそうです。 
 
 峠にあるドライブインですが、私が車中泊で初めて北海道に来た時は、まだ営業をしていました。
 時代の流れというか、地方の衰退を感じます。
 
 道を跨いで展望所が有りました。・・十勝小唄と有りますね。
 
 広々と十勝平野が見渡せます。
 
 狩勝峠を越えて富良野近くまで来ましたが、暑くて堪らずに途中に木陰のある駐車スペースを見つけ、日暮れ待ちの休憩をしました。
 だいぶ陽も落ちて来てから道の駅「南ふらの」に来ました。
 
 この羆は以前にもUPした気がします(^^)。
 
 夕飯はトンカツ定食にしましたが、とても美味しかったです。
 おまけに外のテーブルが使えて、夕暮れの富良野の山並みを見ながらの食事は最高です。・・ちょっと重機が(^^)
 
 夕飯が油ものなので、コーラを買いましたが、懐かしい花畑牧場
(旅の話4)のかりんとうが有ったので、おやつにこれも買いました。
 こうして14日目も無事に終わりましたが、日中は暑く夜は寒い状況が続いています。
 
 
  (第15日目) 令和5年9月16日 (土) ⛅ 
 道の駅「南ふらの」から、富良野中心部へ向かいますが、典型的な北海道の風景が続きます。
 
 富良野中心部から右にそれて、「麓郷の森」(旅の話2)にやって来ましたが、早朝なので人気(ひとけ)はありません。
 
 周辺を歩いてみましたが、この辺りは昔の大ヒットTVドラマ「北の国から」のなごりが色濃く残っています。
 
 「ファーム富田」の近くにやって来て小休止ですが、もう既に暑くて大変です。
 
 「森林公園」の表示板を見つけ移動しましたが、流石に涼しくゆっくり休憩できました。
 
 観光バスが何台も来るような大型観光農園「ファーム富田」(旅の話8)に着きました。
 
 広大な敷地で大きな施設・駐車場もたくさん有りますが、郵便ポストもラベンダー色ですね(^^)。
 
 美瑛の「パッチワークの丘」(旅の話7)にやって来ました。
 有名になったポプラの木がたくさんあります。
 
 かって一部の観光客と地主の間で、トラブルが有った事を地元ラジオのニュースで聞いた事があります。
 私も観光客の一人として、気を付けたいと思います。
 
 ピラミッドを思わせるユニークな展望台ですね。
 
 
 
 斜面の畑の見頃はとうに過ぎた様です。
 
根気強さと機材と腕があれば、このような素晴らしい写真が撮れる様です。
 
全てが揃っていない私には、到底無理ですが・・(笑)
 
 やや、山際にあって宿泊も出来る温泉施設「森の湯・花神楽」にやって来ました。
  暑いので 入浴と昼食(カレー)をして、避暑を兼ねて休憩にします。
 涼しい駐車スペースをみつけ、ゆっくり読書や昼寝ができました。
 
 夕方近くになって今日の宿泊地・道の駅「あさひかわ」に来ました。
 旭川は大きな街で(北海道2番目?)、駐車スペースを見つけるのに苦労しました。
  
  流石に土産物売り場も充実しています。
 
 夕飯は近くに「ビックリドンキー」が有るので、久々ハンバーグ定食にしました。
 明日は、宗谷岬方面へ北上します。
 
 
  (第16日目) 令和5年9月17日 (日)
 旭川を出発して、北上を続けます。
 
 特に旅先では、何気ない天候の一瞬に小さな感動を覚えます。
 思えば我ながら、随分安上がりですね(^^)。
 
 道の駅「もち米の里☆なよろ」に着きました。
 今日はここで歯磨き・洗面を済ませます。
 
 更に北上して、道の駅「びふか」に着きました。
 ここは近くに温泉施設が有るので、入浴を済ませました。
 
 この道の駅には展望所があり施設の裏側の景色ですが、左手に温泉施設施設が見えています。
 
 途中のコンビニで買った菓子パンと牛乳で昼食を済ませ、更に北上をつづけ道の駅「さるふつ公園」(旅の話3)に着きました。
 今日はここで宿泊の予定です。
 
 今日も相変わらず暑く、道を隔てた海側の駐車場でドアを開け放ってゆっくり読書や昼寝をしました。
 ところが気が付くと小蝿の様な虫が、30匹位窓ガラスの内側に張り付いていたのでビックリして、ドアを閉めてティシュで一匹ずつ処分しました(^^)。・・車中泊の旅では、蚊や蝿に結構気を使います。
 夕飯は施設の中のホテルをホタテカレーを食べました。
 明日は宗谷岬を廻って、日本海側を南下の予定です。