(第8日目) 令和6年4月16日 (火) ☁
 宿泊した道の駅に隣接したコンビニで朝食を済ませて、半島の左側を進んだ私は " トトロ岩 " を見つけ、歯磨き・洗面をする事にしました。
 
 そもそも私は、「トトロは宮崎アニメ」・・位しか知らないので、似ているのかどうか分かりません。
 
 能登のどこかの港が隆起して、港の役割を果たせなくなったとのニュースを見ましたが、ここも単なる干潮とも思えませんね。
 
 途中の道の駅「赤神」に着きましたが、閉鎖されていました。
 震災から3ヶ月経っているので、民家の被害状況は良く分かりません。
 
 旅行者の便宜を図る為か、簡易トイレがたくさん設置されています。
 
 普通の民家では無い様ですが、完全に潰れていました。
 
 これから輪島市内に向かいますが、道路はうねっていたりひび割れていましたが、補修がされて通行には支障は有りませんでした。
 ただコンクリート製の橋が隆起したのか、アスファルトが陥没したのか分かりませんが、多くの橋の境目に段差が出来て補修していました。
 
 私は今まで何回も通っている道ですが、輪島に向かう途中のトンネルが崩落とかで、う回路が指示されていました。
 不安な気持ちもしましたが、やむなく山中のう回路へ向かいました。
 当然ながら道も狭く、いたる所に工事用片側信号機が有りました。
 次第に工事の人影も無くなり、がけ崩れや川に以前のアスファルト道路が落ちているのを見て、う回路に入り込んだのを少し後悔しました。
 もともと小心者ですし(^^)、本当に心細くなった所で、工事用信号待ちをしていると、向かいから緊急走行のパトカーがやって来ました。
 パトカーがクラウンなのを見て、大丈夫これなら抜けられるとホッとしました。
 こうして無事に崩落したトンネルから来る道に合流して、輪島市街に向かいます。
 
  道の駅「輪島」は市街地に有りますか゛、被害が酷いらしく工事関係車両が一杯で、駐車スペースも有りません。
 
  物産購入などとても無理で、やむなく被害を受けながらも営業をしている輪島郵便局で、レターパック等の買い増しをしました。
 
  私は長い車中泊の旅で、全国の道の駅にお世話になっているので、物産購入は出来れば道の駅で・・という思いが有ります。
 道の駅での物産購入が無理なら少し募金をしょうかと、輪島市役所を訪れました。
 
  新しい庁舎の様ですが、やはり被害を受けています。
 
  市役所の入り口近くに「被災者相談コーナー」みたいなのが有って、案内のお兄さんがいたので、「禄剛崎の方へ行けますかね」と聞いたら、「ボク、静岡から来ているので良く分かりません」と言われました。
 他の自治体からの応援のような感じでした。
 少し進むと全体案内の職員らしい人がいたので、募金について聞いてみたら、今はやって無いとの事でした。
 そこで近くに公的な募金箱を設置している所は無いか聞きましたが、どうも近くには無い様でした。
 そして海沿いに禄剛崎に行くルートは通行止だと教えられました。
 
  そこで一応禄剛崎は諦め能登半島を横断して、富山湾側へ出る事にしました。
 途中に道の駅「のと里山空港」が在るので、寄ってみる事にしました。
 
 特に大きな被害は見当たりませんでしたが、空港なので最優先で復旧したのかも知れません。
 関取の姿が見えますが、そういえば横綱・輪島はご当地の出身ですね。
 
 お土産売り場も有りましたが、" 物産購入 " とは少し違うなと思い、空港の道の駅という珍しい場所の見学だけにしました。
 
 富山湾側に出ましたが、こちら側から 禄剛崎へ向かう事は出来ますが、行きと同じ道を引き返す事になりますし、物産を十分買えそうには思えないので、半島の付根の方を目指しました。
 そして能登島の道の駅「のとじま」に向かおうとしましたが、能登島に渡る橋が、まだ通行止めになっていました。
 そこでやむを得ず更に下がって、道の駅「能登食祭市場」を目指すことにしました。 
 
  道の駅「能登食祭市場」に着きましたが、最初に目に入ったのは、
本日休業」の看板文字です。
 少しガッカリしましたが、マァここで1日車中泊をするかと思い、駐車場に車を止めました。
 
 ところが看板を使っていたのは便宜的なもので、地震以来全面休業中との事です。(後日、調べたらゴールデンウイークの間のみ部分開業) 
 
 少し海沿いを歩いてみましたが、津波が押し寄せて来たのか、かなりな被害です。
 
 
 
  実はこの道の駅は以前来た時に、物産販売も食事処もとても充実していたイメージが有りますので、後半の物産購入のメインに予定していました。
 やむなく又少し下がり道の駅「氷見」にやって来ました。
 この道の駅は近くに温泉施設もある様ですが、取りあえず昼食にします。
 食事処に入って海鮮丼を頼みましたが、以前佐渡で食べて記憶に残っている海鮮丼に負けない位美味しかったです。 
 ところが何気なくカウンターに座ってしまったので、板前さんが目の前で海鮮丼を作ったので、写真を撮りづらくなって撮影中止です(^^)。
 物産コーナーも見て回ったのですが、余り気が進まず夕飯用に恒例の鱒ずしを買いました。
 旅の趣旨に沿って、昼食も夕飯も今までで一番高い値段のにしました。
 
 とにかく予定していた物産を購入しなくてはいけないので、北海道旅行の時にも寄った道の駅「万葉の郷 高岡」に行きました。
 「氷見・高岡」はもう富山県になります。
 幸いな事に道の駅「万葉の郷 高岡」は物産もとても充実していて、「能登」の文字が入った品物も多かったので、無事に第二歌集で気遣いを頂いた友人・知人等に近くの郵便局から発送出来ました。
 
  それ程遠くない今日の宿泊予定の道の駅「メルヘンおやべ」に着きました。
 この道の駅は近くにホームセンターやスーパーがあり便利そうです。
 
  以前、宿泊経験が有りますが、宿泊しやすい道の駅です。
 
  まだ送付用に追加の物産が欲しかったので、物産を買い増ししてレジに行くと「能登義援金」の文字が目に入りました。
 輪島の事を思いだし丁度良かったと寄付をする事にして、買い物分位の金額を寄付しました。
 
 夕飯は勿論鱒の寿司ですが、鱒がサンドイッチのようにすし飯を挟んでいるという豪華なものです。
 ただ値段は自分史上最高額ですが、味も自分史上最高かというと首を傾げます。
 ともあれこうして、災害地訪問2日目も無事に終わりました。
 明日からは帰途に就く予定です。
 
 
 (第9日目) 令和6年4月17日 (水) ⛅
 一応、能登での目的は果たしたので、帰路は伊勢神宮へ参拝し、紀伊半島を廻って帰る事にしました。
 途中の峠で一休みをして、珍しく朝バナナを食べ洗面を済ませました。
 
 ここは展望所になっているようです。
 
 五箇山合掌集落(旅の話7)の一つ相倉合掌集落の入り口に来ましたが、
早朝ですし今回は通り過ぎます。
 
 かなり標高も上がって来て、北アルプスの一部が見えています。
 
 「こきりこ」の文字が見えますが、「こきりこ」は民俗楽器の一つで、若い頃「はぐれこきりこ」という歌が好きで、良く歌っていました。
 ・・懐かしいです
 
 こちらは五箇山合掌集落(旅の話7)の一つ、菅沼合掌集落の入り口になります。・・こちらも同じように、今回はパスします。
 
 合掌集落の一部が見えていますが、日本の原風景というか、桜も咲いて凄く良い雰囲気ですね。
 
  途中、地元の名所・旧跡の為らしき駐車場が有ったので、見学がてら
休憩します。・・私は知りませんでしたが、「行徳寺」とあります。
 
 こちらは国指定重文の「岩渕家」とあります。・・いずれも外観のみにて
 
 更に進んで、道の駅「白川郷」に着きました。
 
 ご当地柄、茅葺屋根にしていますね。
 
 有名な世界遺産の合掌集落・「白川郷」(旅の話5)ですね。
 集落に入る吊り橋の前に、村営の立派な駐車場が有りますが、私が入った時は流石に強気の千円でした(^^)。
 散歩好きの年金生活者は「道の駅に車を止めて、集落に入れるなぁ」と考えてしまいます(^^)。・・今回はここもパスします。
 
 更に進み、私にはお馴染の道の駅「桜の郷荘川」に着きました。
 食事処が「団体予約」で満席らしいので、入浴だけ済ませました。
 
 また更に進み道の駅「飛騨白山」に着きました。
 
 ここで昼食を摂る事にします。
 
 メニューを見て、鮎飯と山菜蕎麦のセットにしました。
 鮎飯を食べるのは初めてですが、どちらも美味しかったです。
 
 ところが、レジで又募金箱が眼についてしまいました。
 もう殆ど強迫観念ですね(^^)、募金に応じてしまいました。
 
 今日の宿泊予定の道の駅「古今伝授の里やまと」に着きました。
 ここは温泉も有る大きな道の駅で、宿泊経験も有りますが快適です。
 更に追加用の物産購入もして、今日はもう道の駅「桜の郷荘川」で入浴を済ませましたので、温泉施設で夕飯だけを食べました。
 名古屋も近いので味噌カツ丼にしましたが、流石に美味しかったです。
 明日は紀州半島を目指します。
 
 
(第10日目) 令和6年4月18日 (木) ⛅
 宿泊した道の駅「古今伝授の里やまと」を早朝に出発しました。
 車の少ない内に、岐阜市内中心部を抜ける為です。
 
 岐阜市内を通り抜け、途中のコンビニで、肉まん・コーヒーの朝食を済ませ道の駅「月見の里南濃」までやって来ました。
 ここで洗面・休憩をして更に伊勢神宮を目指して南下します。
 
 能登では身内に物産を送りましたが、孫の一人が「自分専用の物が無い」と不満げだという連絡が有りました。
 世間広しと言えども、もう私を本当に信頼して慕ってくれるのは孫位しか居ません(笑)。
 急いで孫が喜びそうな品と、まだ送る予定が残っていた友人達の分と一緒にレターパックで送りました。・・後日、信頼を取り戻したと連絡が有りました(^^)。
 
 更に南下しますが、旅の疲れが出たのか運転が億劫になり、普段は使わない高速道路に入りました。
 実は伊勢神宮に行く途中に松坂市内で、ネットで名店を見つけ松坂牛を食べて元気をつけようと思っていました。
 ところが高速で渋滞になり、松坂市内で名店を探し回るのも億劫になり途中の高速SAで松坂牛を食べようと気が変わりました。
 
 SAの「松阪牛」の幟を見て食事処に入ったのですが、フードコートの感じで正直、味が少し不安になりました。
 メニューを見てステーキは無いので、「松坂牛重」にしました。
 マァ、不味くは無かったのですが、十分に松坂牛を堪能した・・という程では有りません。・・松坂牛ステーキをイメージしていたものですから
 値段もそれ程でも無かったので、肉は紙の様な薄さです(^^)。
 
 高速を下りて、伊勢神宮の外宮にやって来ました。
 一通り見て内宮まで歩こうかという気になったので、外の道路を草取りの奉仕作業中らしいおばさんに「内宮まで歩いてどの位かかりますか?」と聞いてみました。
 「4~50分位かかりますよ」と言われましたが、特に問題の無い距離なので、ニッコリ笑って「歩きます!」と答えました。
 早速歩き始めましたが、道路沿いの歩道で埃っぽく、おまけに当日は蒸し暑かったので、すぐ歩くのを諦めました。
 駐車場の車に戻ろうとしましたが、途中に先程のおばさんがいるので、みっともなくて向こうを向いている隙に、急いで通り過ぎました(^^)。
 
 車で移動して無事に、伊勢神宮(旅の話8)の内宮参拝を済ませました。
 
 神宮に続く商店街ですが、平日にも関わらず随分賑わっています。
 
 一角に有名な「赤福」が有りますので、自分のおやつ用に買いました。
 
 美味しそうな松坂牛ステーキも有りますね。・・少し残念(^^)
 高速SAの「松坂牛」が物足りなかったので、同じ商店街で「松坂牛の串焼き」を買いました。
 
 
 
  数軒ある内の一軒で買いましたが、この大きさで800円です。
 私は毎年別府市で開かれる農業祭で、良く買う豊後牛の串焼き(500円位だった?)が頭に有りましたので、渡された品のサイズに驚きました。
 これではまるで居酒屋の焼き鳥の大きさです。
 近くの五十鈴川の畔にベンチが有ったので座って食べましたが、やたら塩コショウを利かせて、最後は噛み切れないスジが口の中に残って、ガムみたいに吐き出しました・・もちろん、ティシュに。
 一応松坂牛でしょうが、クズ肉としか思えない肉を煎餅みたいに焼き固めています。
 10年以上、車中泊の旅で日本中を廻って、色々な所で色々な物を食べましたが、私には間違いなくNO.1の逸品ですね。
 所詮、通りすがりの観光客相手の商売と思っているのでしょうが・・
救いは「特上」とかいう1,200円の代物にしなかった事です。
 
 気を取り直しこの後、志摩スペイン村の「ひまわり温泉」に向かいましたが、ここの温泉は眺望・広さといいとても素晴らしかったです。
 
  その後、今日の宿泊予定の道の駅「伊勢志摩」に着きましたが、遅くなり食事処は期待できないので、途中コンビニで簡単な夕飯を買って来ました。
 この道の駅は、フェリーで渥美半島に渡る時などに良く利用します。
 
  お楽しみは、伊勢神宮参拝の時に買って来た「赤福」です。
 「赤福」は以前、原材料と消費期限で問題を起こしましたが、とても美味しいので「人の噂も75日」です(^^)。
 私も機会が有れば良く買いますし、画像だけを送った身内達も皆「大好き」と言っていました。
 今回、8個入りを買いましたが、夜と次の日で食べてしまいました。
 旅行から帰ると何時も、辛いダイエットが待っています(^^)。
 今日は色々な事が有りましたが、明日も熊野灘に沿って紀州半島を巡ります。
 
 
 (第11日目) 令和6年4月19日 (金)
  今日も天気が良さそうです。
 定番のコンビニ朝食を済ませ、道の駅「紀伊長島マンボウ」にやって来ました。
 海沿いの道の駅ですが、今日はここで洗面を済ませ、しばしの休憩です。
 
 ・・マンボウが良く獲れるんですかね。
 
 この後、ナビに導かれるまま無料高速に乗りました。
 ところが山間の突風にハンドルを取られかかり、この後もヤバイと急遽最寄りのインターで下りました。
 乗用車ならそう問題が無いのかも知れませんが、私の車は背の高い箱型ですので、これまでにも何回か、血の気が引く思いをしました。
 片側一車線の高速道路で事故など、最悪の極みですね(^^;)。
 
 途中初めての「鬼ヶ城」(旅の話9)の観光を済ませました。
 
 ついでに食事処で、昼食を済ませます。
 
 
 
  メニューを見て海鮮丼にしましたが、頼んだ物が来たのを見て、間違えて注文をしてしまったかと思いました。
 店の方は、同じものであると主張している訳ですね。
 こういうのを最近はメニューを「盛っている」と言う様です。
 マァ、特に不味くは無かったので、黙って頂きました(^^)。
 
 その後、しばらくドライブをして、海沿いの駐車場で休憩をしましたが、流石に紀州は日差しも強く、暑くて堪りません。
 そこで標高を上げて、那智の滝(旅の話10)を観に行く事にしました。
 
 
   「旅の話」でも紹介しましたが、ここにも募金箱があり、これも何かの縁ですからお賽銭は止めて(^^)、少し募金をしました。
 
☜  流石に「日本三大名瀑」の一つですね。・・立派な滝です。
 
 この後、ついでですから二度目ですが、隣接する那智大社(旅の話8)の
参拝も済ませました。
 
 那智の滝から下りて来て夕方近く、今日の宿泊予定の道の駅「なち」に着きました。
 今日は暑く那智大社でも汗をかきましたので、付属の温泉で汗を流しました。
 もう食事処は閉まっていますので、近くのコンビニで適当に夕飯を仕入れました。
 明日は和歌山城を見てから、フェリーで四国の徳島に渡る予定です。
 
 
 (第12日目) 令和6年4月20 (土) ⛅
 宿泊した道の駅「なち」を出発した私は、定番のコンビニ朝食を済ませ、道の駅「橋杭岩」で休憩をしました。
 
 海の傍に在る道の駅です。 
 
 地質学的には立派な名前が有るのでしょうが、奇岩が立っています。
 
 少しコースを外れて、潮岬(旅の話7)にやって来ました。
 ♪「ここは串本、向かいは大島(後日紹介)~」の串本町ですね。
 
 時間が早く観光タワーはまだ開いていませんので、ここで洗面を済ませました。
 
 潮岬は本州最南端になります。
 ・・昔、ラジオの台風情報で潮岬は良く耳にしました。
 
 潮岬から一部高速を使い、和歌山城(旅の話5)にやって来ました。
 
 和歌山城内の食事処で昼食にしました。
 食事処はなんだか婦人会の炊き出し風で、特上和歌山牛丼 (1,000円)を頼みましたが、これなら私が作る牛丼の方が○○○○○(^^)。
 この後、近くの「和歌山歴史館」に立ち寄り、四国に渡る為「南海フェリー」に向かいます。
 
  無事に「南海フェリー」に乗り込みましたが、距離も短く程なく徳島に着きます。
 
  フェリーの船室内の風景ですが、旅客も少なくガランとしています。
 
 四国の徳島に上陸後、宿泊予定の道の駅「公方の郷なかがわ」に向かいますが、食事処はもう閉まっていますので、途中の「大阪王将」で夕飯を食べました。
 写真には写っていませんが、ミニ餃子も頼みましたが、「大阪王将」はチェーン店なので結構美味しく、値段がとても安いですね。
 この後、無事に馴染の道の駅に着いて本日は終了です。 
 
 
 
 (第13日目) 令和6年4月21 (日) ☁
 宿泊した道の駅を出て、コンビニ朝食を済ませ、四国山中の道の駅
「もみじ川温泉」に着きました。
 今回は帰路を高知方面にしますが、ここで洗面・休憩です。
 
 温泉も有りますが、今回は午前中なのでパスします。
 ・・以前、この道の駅の食事処でジビエ料理を頼み○○○○○。
 
 これは各地で見ますが、端午の節句が近づいています。
 
 湖のような静かな川の流れですね。
 
 更に山間の道を進みます。
 
 東山魁夷画伯の絵を思わせるような景色に出会いました!。
 
 高知近くまで来た時に、市街地を抜けるのがまた億劫になり、高速道路に入りました。
 車中泊の旅を始めた60歳頃は、高速道路などはバカにして、関門海峡や四国に渡る時などしか使いませんでした。
 しかし時は流れて、最近は躊躇いなく高速を使うようになってしまいました。
 
 高知のかなり先で高速を下り、窪川にやって来ました。
 前回、逃した「うな吉」の鰻丼を食べるためです。
 
 健康の為、タレは自分で調節させて貰いましたが、相変わらず美味しかったです。
 
 途中、夕飯用にスーパーであっさり目の弁当を買い、今日の宿泊予定の道の駅「あぐり窪川」にやって来ましたが、創業祭とかで餅撒きがあるようです。
 特に餅は欲しくはありませんので、一番後ろでボケーと立っていましたが、やはり金も餅も無欲な人の方に転がって来るようで(^^)、目の前に来た餅を5個程拾いました。
 
 今時の事で、中々立派に包装してありますね。
 家に持ち帰って、年金生活者のおやつになりました。
 こうして、13日目も無事に終わりましたが、明日は帰宅の予定です。
 
 
  (第14日目) 令和6年4月22日 (月) ☁
 今日は旅の最終日ですが、いつものようにコンビニ朝食を済ませ、八幡浜の道の駅「八幡浜みなっと」にやって来ました。
 
 港とフェリー乗り場と融合したような道の駅です。
 
 広場も有り寛げますので、宿泊した事もあります。
 
 物産館も海産物を中心に、とても充実しています。
 
 新装なった「宇和島運輸フェリー」のターミナルですが、以前のビルには美味しいレストランも有って良かったのですが・・。
 
 フェリーの乗客も少なく、港を出て四国を離れます。
 
 航路が短くレストランが有りませんので、船内でカップヌードルを買って、今日の昼食です。
 
 生憎の空模様ですが、二週間ぶりの懐かしい別府が見えて来ました。
 
 無事に上陸した後、生活用品を買うため「トライアル」に寄りました。
 何気なく買い物をした後、セルフレジで精算をしたところ、驚いたことに丁度ピッタシ一万円でした !!。
 この後、何か良い事が有るだろうと確信しましたが・・。
 
 別部湾に吉兆が現れました !!
 
 
  [旅を終えて]
 行く先を急遽変更しての能登の旅でしたが、まずは今回も無事に帰宅出来てホッとしています。
 振り返ると当初の旅の目的もほぼ達成出来ましたし、第二歌集でお気遣い頂いた方や、お世話になった方達へ、ささやか乍ら復興支援を兼ねたお礼ができて良かったと思っています。
 後日、家でテレビを見ていたら、池上彰さんが自身の番組の中で、「能登を訪れて下さい。それが結局は復興を早める事になりますから・・」という旨の発言をしていました。
 それを聞いて事後にはなりましたが、私も改めて意を強くしました。
 
 ともあれこの章を見て頂いた皆さん、有難うございました ! 。