☆ 南九州・初冬・・・車中泊旅日記
 
 私は今度の正月は、念願の車中泊で沖縄で迎えようと考えて、身内にも予め伝えておきました。
 そのために以前、鹿児島のフェリーターミナルを訪れ、下調べも済ませておりました。
 ところが秋も終わりかけ実際に寒気が訪れて来ると、たちまち意気が萎んでしまい、後日気候の良い春か秋に訪れる事に変更しました(^^;)
 それでもやはり心残りが有り、「まだ大丈夫だろう・・耐えられなくなっても、九州内なら一日で自宅に逃げ帰られるから・・^^と、南九州の旅に出かける事にしました。
 
(第1日目) 令和6年11月28日(木)⛅
 出発日の自宅から見える大分市の工業地帯です。 
 
    再生桜も順調そうです
ミカンの木ですが、元気が有りません
 
 今回は、まだ県内に在りながら寄ってみた事の無い道の駅「佐賀関」
(旅の話3) に寄り道をしました。
 
 昼食は道の駅で「関アジ・関サバ丼」にしましたが、お茶漬け風にして食べた方が良かったかもと思いました。
 
 道の駅から南下して途中給油を済ませ、臼杵・津久見・佐伯と抜けて、身内の家で夕飯となりました。
 チラッと臼杵石仏を見ようかと思いましたが、初めてでは無いので今回は見送りました。
 身内への手土産に佐伯で、フランスの焼き菓子というマカロンを買い手土産にしました。
 孫は誕生日のケーキの代わりに、この菓子をねだる位好きなようです。
 私は甘党なので一つ食べましたが、このフランス大統領の名前に似た菓子は美味しいのですが、私には病み付きになる程では有りませんでした。
  
 日中の道の駅「北川はゆま」(再掲)
 夜間に到着しました
 今回の最初の宿泊は、道の駅「北川はゆま」になりましたが、心配していた夜間の寒気はさほどではなく、十分に睡眠が取れました。
 
 
(第2日目) 令和6年11月29日(金)⛅
 早朝に宿泊した道の駅「北川はゆま」を出た私は、道の駅「日向」の近くにある「サンパーク」に寄ってみました。
 前回、来た時に廃業している様子だったので、確認するためです。
 この施設は温泉も有り、以前は食事処も営業していましたし、広い駐車場も有り、良く車中泊をさせて貰っていました。
 コロナの流行の頃から活気が無くなり、とても残念ですがやはり廃業したみたいです。
 
 海沿いのとても良い眺望は変わらず、「国破れて山河在り」という言葉を思い出しました。
 
 途中、車中泊恒例のサンド・コーヒーのコンビニ朝定食を済ませ、南下を続け休憩のために道の駅「つの」に寄りました。
 
 まだ道の駅は眠っていますが、車中泊らしき車も何台か止まっていました。
 この車はYOUTUBE等でよく見るDYIでは無く、市販車の様ですね。
 
 静かな第二駐車場で洗面を済ませ、しばらく休憩をします。
 
 更に南下を続け宮崎市の手前に、休憩所の様な施設が有ったので寄ってみました。
 
 宮崎県の観光案内板が設置して有りました。
 
 もちろん、裏手は日向灘の海岸になっています。
 
  よく見るとさすが南国・宮崎で、この時期にサーフィンをやってます。
 
 次に宮崎市内を抜けて、道の駅「フェニックス」に向かいますが、直前で通行止めになっていました。
 
 皆さん、海を見ているようなので私も・・(^^)。
 
 この先、数百mに道の駅「フェニックス」(旅の話3) が在りますが、少し迂回する事になりますので、今回はパスします。
 
 更に日南海岸を南下中に " 撮影スポット " が在ったので・・。
  
 何度見ても、日南海岸の眺望は素晴らしいです。
 
 途中に以前は「かんぽの宿・日南」と言っていた施設に、入浴のため立ち寄りました。
 車中泊を始めた当初、この施設は立ち寄り入浴のため良く利用しました。
 当時は利用者もとても多く、賑わっていました。
 私は入浴時に眼鏡は外しますし、大きな浴室で「この水は飲めません」という元の文字が、かすれていて「飲めます」と見えました。
 それでつい浴槽の循環湯を飲んでしまい、周りのオジサン達から卑猥な言葉でからかわれました。
 マァ、体に異常は有りませんでしたが・・(^^;)。
 現在の施設は経営主体は分かりませんが、多くのご多分に漏れずホテルとなっていました。
 
 平日とはいえ駐車場も閑散としていて、入浴後ゆっくりと過ごしました。
 
 更に南下を続け道の駅「くしま」に着きました。
 
 この道の駅は串間駅近くの新しい道の駅です。
 
 物産館も宮崎の特産品を数多く並べています。
 
 昼食は海鮮丼(1,200円)にしました。・・新鮮で美味しかったです。 
 
 今日はこの道の駅に宿泊しますが、早く着いたのは午後から是非見たい囲碁対局があり、Wi-Fi を利用するためです。
 ところがこの道の駅のWi-Fi 電波は、近くへ駐車した車の中には十分には届きませんでした。
 やむなく施設の中で椅子に座って観戦しましたが、やはり椅子では長時間の観戦は辛くなります。
 夕飯は近くのコンビニのおにぎりなどで、簡単に済ませました。
 明日はいよいよ鹿児島に入ります。
 
 
(第3日目) 令和6年11月30日(土)⛅
 宿泊した道の駅を早朝5時に出発して、無料高速等を通り道の駅「たるみず」にやって来ました。
 
 鹿児島の象徴・桜島の付け根に在ります。
 
 これから向かいますが、現在は噴火口の辺りは近寄れません。
 
 道の駅はまだ活動していません。
 
 流石に人気の道の駅で、車中泊らしき車もたくさん止まっていますね。
 
 足湯も設置されています。私は苦手で使いませんが・・。
 
 リヤカーの様に見えますが、何でしょうかね。
 以前、車中泊開始初期に真っ黒に日焼けしたおじいさんが、「日本一周」の幟を立ててリヤカーを引いているのを見た事があります。
 流石に驚きましたが、改めて「私の車中泊旅行は楽なもんだなぁ」と思いました(^^)。
 
 少し仮眠をして、桜島(旅の話5)を目指します。
 これも車中泊初期の事ですが、この道の駅に宿泊したときに、夜間暴風雨に遭いました。
 当時は車にトイレ対策をして無くてひどい目に会いましたが(^^;)、現在は大丈夫です。
 
 その後、桜島湯乃平展望所を訪れました(旅の話10)。
 
 観光を済ませ、この後フェリーで鹿児島市内に向かいます。
 
 桜島湯乃平展望所から下りて来て、桜島港から鹿児島市に向かいますが、近くに道の駅「桜島」が有るので寄ってみました。
 
 本場のさつま芋を販売していたので、小腹も空いたし帰りに買おうと思います。
 
 物産館に向かいます。
 
 溶岩の植木鉢ですが、水はけが良さそうです・・旅の途中で買えませんが・・。
 
 開放的な物産館ですね。
 
 焼き芋を買って車内で食べましたが、甘かったです。
 最近はさつま芋やトウモロコシで、菓子のように甘いのも有りますが、私はどちらかというと昔風のほのかに甘い程度の者がいいです。
 
 このフェリーは " 渡し船 " と言いたいほど、短時間の航路です。
 
 しかしフェリーを使わないと、この位迂回します(^^;)。・・マァ、時間は有りますけど・・。
 
 フェリーに乗り込みました。
 
 短い航路なので、椅子の客室になっていますね。
 
 ちょっと、最上階まで上がってみました。
 
 桜島ともお別れです。
 
 鹿児島市内の国道沿いに大きな複合商業施設が有るので、車内用品の補充と昼食の為に立ち寄りました。
 
 フードコートで、焼きそば入りお好み焼きの昼食です。
 
 更に南下して、道の駅「喜入」に着きました。
 
 この道の駅は、何かの施設の後利用の様な気がします。
 
 温泉が有るので、入浴を済ませます。
 
 少し離れて、石油の備蓄タンク ? が見えています。
 
 ここは夕飯を期待出来ないので、先述の複合施設で仕入れたバッテラと助六で夕飯を済ませました。
 夜中もそう寒くなく、この日も無事に終了しました。
 
 
(第4日目) 令和6年12月1日(日)⛅
 昨夜、早めに読書を終わり就寝したので、やはり早めに目が覚めてしまいました。
 実は当初の予定ではこの後、指宿~道の駅「山川港活お海道」~枕崎と巡るつもりでしたが、何となく億劫になりました。
 「風の吹くまま、気の向くまま」が私の車中泊のモットーですから(^^)、ショートカットして、道の駅「きんぽう木花館」を目指すことにしました。
 
 所々、無料高速を使いコンビニ朝食を済ませ、まだ夜明け前に道の駅「きんぽう木花館」に着きました。
 
 何やら有難そうな像が佇んでいます。
 
 やはり眠気がぶり返して来たので、しばらく仮眠しました。
 
 帰路のため北上して、道の駅「阿久根」まで来ました。 
 
 道を挟んだ駐車場が落ち着くので、ここに車を停めます。
 
 以前、この道の駅に宿泊した時に、朝左腕に激しい疼痛が起きました。
 その先の旅を続けるのに不安が有り、高速を使い急遽帰宅した事が有りました。
 病院へは しばらく様子を見ましたが、どうも本を読むために同じ姿勢をとった事による血行不良が原因ではないかと思っています。
 その時以来、痛みは有りませんが、寝て本を持つのに少し注意はしています。
 
 本当に海沿いの道の駅ですね(^^)。・・ここのカレーが好きです 
 
 まだ、ここの道の駅も眠っています。
  
  マァ、こんな派手な自販機は初めてです(^^)。
 
 道の駅「阿久根」から八代海を左手に見ながら更に北上し、道の駅「大野温泉」に着きました。
 
 この山間の道の駅は意識して設備を整えているのでしょうが、鄙びた雰囲気を出しています。・・私の経験では中々ユニークです
 
 名前の通り温泉が有るので、後で入浴します。
 
 これが物産館の入り口です・・・。
 夕飯になるパック物(炊き込みご飯等)を買いました。
 
 歩きながらなのでブレてしまいましたが、温泉に向かっています。
 
 昼食は食事処でバイキングが有ったので(1,300円)、入ってみました。
 座敷風で座って食事をします。・・こんな形式は初めてです
 
 バイキングなので、元を取るように何時もよりたくさん・・(^^;)
 
 「大野温泉」に宿泊のつもりでしたが、ほかに宿泊らしき車も有りません。
 何せ山間のため夕方になると寂しくなって(^^)、道の駅「芦北でこぽん」に移動しました。
 
 「大野温泉」からそう遠くない道の駅です。
 
 夕飯は買ってしまいましたが、取り合えず物産館を覗いてみます。
 昼のバイキングを食べすぎて(^^)、余りお腹は空いていません。
 
  中々の売れ行きの様ですね。
 
 この後「ナフコ」やコンビニが隣に在りますので、多少の買い物をしてこの日も無事に終わりました。
 明日は帰宅の予定です。
 
 
 (第5日目) 令和6年12月2日(日)⛅
 特に旅の途中は、眠くなったら寝るという生活をしています。
 なので今日もAM2:30頃起きてしまい、眠れなくなってやむなく出発しました。
 高速等も使い熊本県の道の駅「泗水」近くに来た時に、眠気を覚えこの道の駅で仮眠しました。
 珍しい名前で孔子に関係した名称らしいのですが、辺りはまだ真っ暗で写真は撮れませんでした。
 
 ひと眠りして気分もすっきりしたので、再出発して同じく熊本県の道の駅「小国」までやって来ました。
 山中に在る道の駅で、まだ朝靄に包まれています。
 
 とても特徴的な施設が有ります。
 
 ここでもしばし休憩を入れます。
 
 車中泊らしき車も、何台か止まっていますね。
 
 大分県に入り道の駅「ゆふいん」まで、やって来ました。
 
 自宅近くの道の駅なので何回も来た事がありますが、晴れてきましたし、撮影のため立ち寄ってみました。
 
 ここもまだ活動開始前ですね。
 この後、途中のスーパーで生活必要品を買い、無事に自宅に戻りました。
 
 [旅を終えて]
 今回は5日間という私には短い旅行ですが、何処も初めての所は有りませんでした。
 ですが、懐かしさとそれなりの充実感が有りました。
 来春には車中泊では最後の北海道旅行の予定ですが、それ以降は1~2週間の比較的短い車中泊旅行が中心になると思います。
 車中泊旅行そのものは、体力は余り要らないので、気力の続く限り続けようと思っています(^^)。