☆ 能登半島・春・・・車中泊旅日記
「日々の雑感」に詳しく書きましたが、春の車中泊旅行の行き先を北海道から能登半島に変更しました。
目的は能登の震災状況をこの目で見る事と、現地で消費する事で僅かでも復興支援のお役に立ちたいと思ったからです。
もちろん無職の年金生活者(^^)←得意のセリフの一人旅ですから、本当に僅かな事になるとは思いますが・・。
(第1日目) 令和6年4月9日 (火) ⛅

恒例になっている出発式ですが、本州へ向かう時はいつも通り「竹乃屋」さん(宇佐市)の鰻丼です。
前回と全く同じもの(北海道①)を美味しく頂きましたので、今回は看板を上げておきます。・・何かお礼が来ませんかねぇ(^^)

今日の宿泊予定の道の駅「北浦街道豊北」(山口県)に着きました。
この道の駅のトイレは以前紹介しましたが、「海の見えるトイレ」で快適です。(曇天で最初から景気が悪いので、翌朝の写真を使いました)

物産館からの景色ですが、海の傍に立地しています。

やはり海産物も充実していますね。

この道の駅も食事処の夕飯は期待できないので、来る途中の菊川のスーパーで「アナゴ入巻寿司」・「ポテサラ」・「フルーツ」を夕飯用に買っていました。
ところが店内で好きな[鯖寿司・半額]の文字を見て、半ば本能的に衝動買いをしてしまいました(^^)。
流石に量が多いので、やや不本意ながら巻寿司は夜食と明日の朝食用にしました。
こうして一日目も無事に終了しました。
(第2日目) 令和6年4月10日 (水) ☀

翌朝は快晴になったので、古墳とかいう展望所に登ってみました。

朝の港の風景です。

いざ出発しようと運転席のドアを開けて乗り込もうとしたら、背中を
ドアから叩かれました。
どうも突風に押されたみたいで、飼い犬に手を噛まれたような気がしましたが、説教しても無駄なので諦めました。
ふと気がつくと、もろ注意の張り紙が有りました(^^)。

日本海側の北上を始め、道の駅「センザキッチン」に着きました。
ここは 比較的新しい道の駅で、朝食は残り物の巻きずしで済ませたので、今日はここで歯磨き・洗面です。

何かの船が停泊していますね。

観光船も有るようです・・青海島とかが近いんですかね。

途中、「ナフコ」で時間をかけて車内の改装・調整を済ませ、道の駅「阿武町」に着きました。
ここは " 大金の誤振り込み " で、全国的に有名になった町ですね。
私に振り込まれたのなら" 笑い話 "で済ませますが・・(^^)←アヤシイ。

ここは施設も新しく、トイレ等もとても快適な道の駅です。

海に近いので裏手にキャンプ場が有る様です。

アラー、ここで入浴の後、昼食の予定でしたが・・。

やむなく充実している物産館で、昼食を求めます。

" 里山弁当 " にしました。
この後、車の少ない駐車場の端っこで窓を開けて休憩の後、温泉を探しながら北上します。
私は各地の温泉を体験していますが、かけ流しにしろ循環式にしろ、大抵の温泉は湯船からお湯を溢れさせています。
しかし途中で見つけた温泉は、湯船の内部で取水して循環させているらしく、湯の表面に髪の毛と垢が絡んで浮いていました。
私は温泉を上がる時は「温泉成分を体に付けたままが良い」と聞いていましたので実践していますが、この時ばかりはシャワーを使いました。
多分、この温泉には二度と来ません(^^)。

夕暮れ近く宿泊予定の道の駅「ゆとりパークたまがわ」に着きました。
もう食事処も閉まっているようなので、正面にあるコンビニで適当に夕飯を見繕いました。
(第3日目) 令和6年4月11日 (木) ⛅

宿泊した道の駅「ゆとりパークたまがわ」を出発して、道の駅「ゆうひパーク浜田」で休憩しました。(写真は以前の物を再掲・同↓)

暑いので入浴はしませんが、「いちじく温泉の」駐車場で休憩です。

少し戻り道の駅「キララ多岐」に着きました。

この道の駅も私のお気に入りで宿泊しやすく、早朝から営業している
パン屋さんも有ります。

ここも美しい夕陽を眺める事が出来ます。

ここで昼食の海鮮丼を食べましたが、味は・・マァ普通です(^^)。
この後、松江城(旅の話3)を見学して、初めてですが途中の「中山温泉」に入りました。

夕方になって今日の宿泊予定の道の駅「ポート赤碕」に着きました。
ここも以前宿泊した事が有りますが、食事処も閉まっているだろうと
途中のスーパーで夕飯を適当に仕入れて来ました。
ところがいつの間にか、「ラーメン屋」さんと「コンビニ」(24時間では無く、時間限定のようです)が出来ておりました。
しかしマァせっかく買ったのですから、予定通りの夕飯を済ませて、3日目も無事終了しました。
(第4日目) 令和6年4月12日 (金) ⛅

出発前ですが、桜満開ですね。

右手にかって登頂した残雪の日本百名山の大山が見えています。

途中定番のコンビニ朝食を済ませ、良い洗顔場所を探していると、
「龍見台」という展望所を見つけました。

標識には以前から気付いていましたが来たのは初めてで、国道から少し離れている高台です。

龍は見られませんでしたが(^^)、開放的な日本海が拡がります。

今日も暑いですが、ここには車も殆ど来なくてとても快適で、昼前まで休憩・読書等をして寛ぎました。

「龍見台」から少し走って、道の駅「神話の里白うさぎ」(旅の話8)に
着きました。
私のここでの定番は「復興支援定食」ですが、料金の一部が東北大震災の支援に充てられているようです。
ここから少し内陸部に入り、但馬の「天女の湯」で入浴と暑いので避暑の休憩をしました。
陽も落ち気味になったので、宿泊予定の近くの道の駅「ようか但馬蔵」に行きましたが、食事処には「従業員研修の為PM4時からお休みします」の張り紙が・・。
やむなく馴染の「但馬楽座」に向かう事にして、途中「トライアル」が有ったので、適当に夕飯を見繕いました。

ここ、道の駅「但馬楽座」で宿泊する事にして、今日も無事に終わりました。
(第5日目) 令和6年4月13日 (土) ☀


ここで歯磨き・洗面を済ませましたが、いい天気ですね。
暑くなりそうですが・・。

更に少し北上して道の駅「うみんぴあ大飯」に着きました。
ここはまだ新しく、とても気持ちの良い道の駅です。

土曜日のせいか、午前中から沢山の人で賑わっています。

物産・食事処からの風景です。

晴天で日差しは強いのですが、海から微風が吹いてきて、車内も快適そのものです。
近くで車外に椅子を出し、寛いでいる人も居ますね。
私もゆっくり読書などをして「至福の時」と言いますか、改めて車中泊旅の良さを実感しました。

実は今日はまだ北上を続ける積りでしたが、すっかり寛いでしまって早々とここに宿泊する事を決めました。
昼の食事処は混んでいたので、近くの "業務スーパー"で幕の内弁当を仕入れました。
夜も寿司パックとバナナのアッサリ目で済ませました。
写真は改装なった車内ですが、家の中を見られているようで多少恥ずかしいのですが、今のところとても快適です(^^)。
明日も更に能登を目指して、北上を続けます。
(第6日目) 令和6年4月14日 (日) ☀

宿泊した道の駅を出発してコンビニ朝食を済ませ、海沿いの「しおさいロード」を通り、福井県の道の駅「越前」まで来ました。

この道の駅は国道を隔てた向こう側にも関連施設があります。

ここには温泉も有りますので、能登入りに備えて英気を養うため(^^)、今日もゆっくりする積りです。

車を海の傍の駐車場に移し、寛ぐ体制を整えます。

早々と入浴を済ませ、食事処のある物産館に入りましたが、日曜日とあって食事処は順番待ちの多くの人がいました。
歳と共に待つのが苦手になった私は、案内所の人に聞いた道路の向かい側にある食事処に行ってみました。
そこは「海鮮バイキング」となっていて、値段は一人6千円位でした。
夕飯とか、能登に入ってからの消費なら考えますが、無職の年金生活者は値段に怯んで引き返しました(笑)。
後に続いて入って来た家族連れのお父さんも、値段を見て引き返していました。 ・・ですよねぇ(^^)

やむなく時間をずらして最初の食事処に入り、待つことなく越前名物という「お魚のソース丼」を食べました。
マァ、普通に美味しかったです。
その後、ここでも読書などでゆっくり過ごし、お昼が油ものだったので、夕飯は近くのコンビニ物であっさり済ませました。
明日はいよいよ能登に入ります。
(第7日目) 令和6年4月15日 (月) ☀

宿泊した道の駅を出発して、 途中コンビニ朝食を済ませ、能登半島の付根に在る道の駅「高松」にやって来ました。
ここで歯磨き・洗面をしますが、今回の能登は海岸線沿いに時計回りで禄剛崎(能登半島の突端)を経由して、ほぼ一周する計画です。

ここは少し変わった道の駅で、自動車専用道路を跨いで両方に施設があるようです。
今回は向かって左側の施設だけ寄ってみました。

海の傍の道の駅ですが、特に地震の被害の跡は感じられませんでした。
更に進み道の駅「のと千里浜」に寄りましたが、ここも私の目には地震の影響は感じられませんでした。
取りあえず物産コーナーに行き、土地の名前の入った「能登の月」というお菓子を買い、いろは歌第二歌集でお世話になった方の一人に、近くの郵便局からレターパックで送りました。

更に進み道の駅「とぎ海街道」にやって来ました。
ここはお気に入りの道の駅で、何回も宿泊していますが、物産コーナーも充実していた印象なので、前半の物産購入予定です。

ここは見た目被害が大きく、駐車場の半分は仮設住宅と工事関係者の車両で占められていました。

防波堤の上や向こう側に「岸壁の母」の歌碑や、「世界一長いベンチ」(設置当時)が有りますが、「立入禁止」になっていました。

前述の通り予定ではこの道の駅で前半の " 物産購入支援 "でしたから、早速物産コーナーに行きました。
食事処は休業中でしたが、物産コーナーは大丈夫でした。
旅の出発前、身内には恩着せがましく「能登から品物を送るからな」と言ってますので、途中購入した「ゆうパック」の中ダンボール5箱に、適当に(マァ、私なりに考えて^^)物産を詰め込みました。
店の人は大喜びで、ロードマップや観光パンフレットを一杯くれました。・・そして売り物らしい最中もくれました(^^)。
「近くに郵便局はありますか?」と聞くと、郵便局は機能していないみたいな事を言われましたが(私の聞き違いかも知れません)、「S急便なら毎日来ています」との事でしたのでお願いする事にしました。
空いている食事処のテーブルを使わせて貰って、少し面倒な5枚の伝票を書き「ゆうパック」のダンボールにS急便の伝票を貼り付けて(^^)発送準備完了です。

物産の発送を終えた後、昼食をする事にしました。
道の駅の食事処は休業中なので、近くの「Aコープ」に買い出しです。
「食べて応援、ありがとう」とありますね(^^)。

取りあえず総菜コーナーに行ってみました。
スローガンは東北は「頑張ろう ! 東北」でしたが、ここは「負けんぞ
能登」の様ですね。

総菜コーナーの近くに、お寿司屋さんが寿司を直売していました。
どうも店舗が被災して、スーパーの一角を借りて、パックで販売をしている様です。
年金生活者の私は普段は 5~6百円のパック寿司しか買いませんが、旅の趣旨で1,300円の寿司パックを買いました(^^)。
流石に美味しかったです。

午後からは少し休憩の後、隣接している「シーサイドヴィラ渤海」の温泉に入りました。
このホテルは「ローカル路線ふれあいの旅」で、田川・蛭子ご一行様がお泊りになったホテルですが、震災で休業中でした。
ただ温泉がPM3時からの部分営業をしていましたので、入浴する事が出来ました。
夕飯はまた「Aコープ」に出かけ、アサリ飯パックなどを買い求め、こうして能登第一日目が終わりました。