「帰省する 紙飛行機に 乗っかって」の句、拝見しました。まず季語は「帰省」で、夏ですね。真っ青な夏空を飛ぶ、白い紙飛行機。青と白の対比が鮮明にイメージされます。紙飛行機といえば、やはり子供が遊ぶものでしょう。田舎の親許へ帰る時には、懐かしさ、嬉しさ、安心感が湧いて来ます。童心に返り、故郷の家へ飛んで行きたい気持ちが「紙飛行機」の語に込められているのでしょう。その紙飛行機に「乗っかって」というのも、純真な子供の発想ですね。大人になっても、親の前では子供は子供。そんな微笑ましい句だと思いました。
早速の評、有難うございます。本人にも伝えます。とても喜ぶと思います(^^)。時折感じるのですが、私には先生はいろは歌というよりも「言葉」の専門家の様に思えます。だからいろは歌も俳句も同じように評が出来るのでしょうね。これからもお尋ねしたい事が有ると思いますが、宜しくお願いします。
買いかぶっていただき(笑)、恐れ入ります。少しでもお役に立てたのなら幸いです。言葉についてのちょっとした疑問などを考えるのは、確かに楽しいです。また何か表現等でお気づきの点がございましたらお知らせ下さい。
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