| 車中泊としては最後の北海道旅行に出発します。・・予定では2ヶ月です。
太平洋ルートを北上し、大間から津軽海峡を渡り、春の北海道を満喫する積りです。 出発日は「なでしこ」とアルゼンチンの親善サッカー試合が終わった4/7日の積りでした。 自宅でテレビ観戦の積りでしたが、テレビ録画も出来ますし、旅の途中の大型電気店でも観れそうな気がします(^^)。 そこで3/31を出発日としました。 途中、津軽海峡を渡る時と戻る時に、このHPの掲示板に投稿予定です。 もちろん旅の様子は後日、HPに掲載します。 では気を付けて旅に出発します。 |
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[巻頭歌]
| 「赤とんぼ」は「日本人の好きな童謡」で不動の第一位です。明治・大正の山里の光景が、私たちの郷愁を誘いますね。私もとても好きな童謡で、この歌をモチーフにしたいろは歌を作りたいと思っておりました。ようやく出来上がった歌は、自作ながらとても好きな歌になりました。幸運にも恵まれたのは勿論ですが、私の目には完成度が高いように思えます。 今後この歌を超えるものが出来る様に頑張りたいと思います。 ゆうやけそらを あかとんほ おわれてみたは いつのころ せにねるむすめ よふまなく ちへいさりしひ もえきえぬ |
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| 勿論日本一の日本百名山、我らが富士山です。 日本中に○○富士が有りますね。巨大な独立峰で、その優美さは他を圧倒しております。 私も退職後、程なくして登頂もしておりますが、詳しくは「旅の話1」で紹介しております。 頂上に着いた時の達成感は、今でもはっきり憶えています。 歌はこれも幸運に恵まれて、私の歌の中では出色の出来だと思います。 けさくもこえぬ ねゆきあり するかやないて みおろせは われらのふしそ にほんいち えむうたをよめ まつひとへ |
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| 当HP専属歌手・愛嬌第一(^^)茜さんです。 この歌は結婚式の定番ですね。私たちの年代ですと長淵剛さんの「乾杯」(いろは歌自由律を参照下さい)と双璧の感じです。もちろん「はなむけ」は雰囲気を考えた当て字で本来は「贐」・「餞」が使われます。しかし小細工の感じもしますね(笑)。 そして改めて調べてみると船の「ろ」は「漕ぐ為の艪」・「船首」・「船尾」などの意味があります。今回は二番目の意味で使っています。 うれしえんまち ゆめやおる かとてはなむけ このよきひ くりたせにつみ いわいふね ほもそらさえぬ ろをあすへ |
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| 岬シリーズ①の「竜飛岬」です。 眼前に北海道を望む竜飛岬は好きな岬で、何回か訪れています。 詳しくは「 旅の話9」でも紹介しておりますが、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の二番が、大音響で鳴るモニュメントもあります。 因みにこの挿絵の女性は後日、色々な場所でも失恋を繰り返す事になります(笑)。 絵手紙で複数枚作る為に、「消しゴム印」を作って多用しております。 めをゆうやけへ えりしろく こぬほふねまち わんのむら あいそえすはる おもいてよ たつひみさきの かせとなれ |
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きみかいるなつ むねへゆめ ひろいそらさえ やまよこち たんほをぬけて すとうりも しあわせのはえ おれにふく
この歌の「素通り」を、私は「すどうり」として、作ってしまいました。
正しくは「すどおり」ですね(汗 !)。歌集を作った時に気づいたのですが、
自戒の意味を込めてそのままにします。とても好きな歌なのですが・・。
(安土城復元図の部分模写) | 有名な「天下餅」の話を歌にしてみました。私には奇跡的に「信長・秀吉・家康・餅・搗く・捏ね・食べ」が字重なりでは有りませんでした。 挿絵は信長が作ったユニークな「安土城」で、とても残念なことに「本能寺の変」の際に焼失してしまいました。 私に50億円程有れば近江八幡市に寄付をして、再建を目指す所ですが。 私の事を一部の人はケチだと言いますが、その位の寄付をためらうものでは有りません ! 有りさえすればですが・・(^^)。 うらきりめせん みえぬまに のふなかあわれ つくもちを ひてよしはこね いろとさけ いえやすそたへ ゆるむほお |
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| 眠狂四郎は゛シバレン゛こと柴田錬三郎が生み出した戦後最大の時代劇ヒーローです。 円月殺法という面妖な剣法を使いますが、高校生の頃この本に出会い、すっかりハマってしまいました。 いささか内容は刺激が強いのですが、このシリーズは全て揃えています。 なお、いろは歌を作るにあたって、作中で狂四郎が作った漢詩を参考にしました。 きようふこえい たちてあと めいけつおほろ やみをせへ ひそかにまわる ならすもの しはれんさえぬ ねむりゆく |
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| 若い頃カラオケで、 箱崎晋一郎さんの「熱海の夜」という歌をよく歌っていました。 ただ我が街別府も熱海に負けない温泉地なので、いろは歌を作ってみようと思いました。 私は演歌いろは歌も結構作るのですが、これは好きな歌になりました。 熱海の夜のメロディーでそのまま歌えます。 絵手紙を送った友人の中には、女性の方が良いと言う人もおりました。 それも嬉しいです(^^)。 こいとゆけむり きえるもの しあわせうすい ねおんまち ほくろになみた はやかれて よえぬへつふを そらひさめ |
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| 「まほろば」は古語で、「素晴らしい場所」の意味です。ここでは君の好きだった思い出の場所の意で使っています。 以前見た「母の忌や 空一面の鰯雲」の句に感銘を受け、「空一面」を使った歌を作ってみたくなりました。 1行目と2行目の下5語が入替可能なので、今も迷っています。 「丘冴える」が少し好みがあると思いますが、私的には良くできた歌だと思います。 きみのあいした おかさえる ひとりわすれぬ まほろはを むねてせつなく よふこえに そらもいちめん ゆうやけへ |
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| 「旅の話」でも良く触れていますが、私は登山が好きで、退職後もかなりの日本百名山(日帰り登山のみ)に登っています。 その割に山のいろは歌が無かったので、作ってみました。 雪割草は「青い山脈」の「雪割桜」からの連想で、本物の雪割草は見たことも有りません(笑)。 三行目は雪解け水が流れているの意です。 最後の一行で山の静謐感は出せたかなと思います。 ゆきわりそうに えむころを あおいみねほめ よふやまへ とけるせはひえ くつぬらす てんちのさかい たれもなし |
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| 私は山梨県大月のリニアモーターカー試験場を3回訪れて、実際の走行を見て来ました。物凄いスピードで通過するのでカメラで写真を撮るのも容易では有りません。彼岸に行く迄に一度はリニアに乗りたいと思い3回試乗を申込みましたが全てハズレました(笑)。 リニアの開通は静岡県の名物知事のおかげで、現在静岡県の20数キロで工事が着工出来ておりません(令和3年5月)。 みらいへむかい ゆめのせて りにあよはしれ こえやます なんろをさけぬ ちえもわき おるひとそたつ うくほふね |
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| 小柳ルミ子さんのデビュー曲ですね。 この歌も良かったですが、「私の城下町」という歌も好きでした。 ・・・時は流れて小柳さんの「当時は清純派を演じるのが苦しかった」という記事を読みました。 ・・そうだったんですね(笑)。 (お詫び・後日、小柳さんのデビュー曲は「私の城下町」の方である事が判明しました) せとはひくれぬ ゆうやけに あしたおよめへ えんいのり ほふねまつわる こちないて みさきかすむを そらもえろ こち・・・東風 |
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| 「いつでも夢を」は、橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエットで大ヒットした曲で、映画化もされました。 吉田正さんのメロディーも凄く良いですね。 いつでも夢を・・ 菫ちゃん(囲碁棋士)も 韓国で頑張れ !! いろは歌は最初「アルプスの少女ハイジ」みたいになり、吉永小百合さんに申し訳なく作り直しました(笑) ほしよりひそか はなすみれ せんろまちぬけ いふくむら さるあのこえや おねへきえ いつてもゆめを うたとわに |
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| いろは歌は四季シリーズの「春」で、心に感じる郷愁の春を詠んでみました。私の幼い頃は歌に似た様な景色が有ったと思いますが、今はどこも少しずつ変わっているのだろうと思います。やむを得ない事とはいえ少し寂しい気がします。私は各地の童謡や唱歌等の歌碑を訪ねるのが好きですが、そんな気持ちも働いているのかも知れません。 挿絵は何となく白川郷をイメージしてみました。 あせみちれんけ つゆためて かわすのぬまそ むしにふな やねうえへとり よきこえを さくらもおほろ いいひはる |
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そえすよへぬな ゆめきほう つらいはんせい とわにまち
もえろあさやけ ふるひかり みたしておくれ このむねを
| いろは歌は四季シリーズの「秋」です。 少し文部省唱歌「紅葉」を意識しました。 車中泊の途中で特に感動した紅葉は月山( 旅の話9)登山中の秋景色です。 「幽玄」という言葉が浮かんで来ました。 それから安曇野~琵琶湖ルートの途中で見た山里の風景が強く印象に残っています。 思わず車を止めて見入ってしまいました。まるで「日本昔話」の風景そのままでした。 はなさくやまへ もみしちり いろすむゆうひ とんほふえ せにこをつれぬ よめわらい かえてのおねそ あきたける |
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| 少し都会的な歌が作りたくなり、野口五郎さんの「私鉄沿線」のイメージで作ってみました。 野口五郎さんは当時、新御三家と呼ばれたアイドル歌手で、その名前はアルプスの野口五郎岳から名付けたそうです。 デビュー曲は「博多未練」という演歌で、ヒットしませんでしたが、ヒットしていたら演歌歌手になっていたかも知れませんとご本人が・・・。 まちなみぬける せんろそい わすれたかしら もうへやは つよいあのひと むねにゆめ こえきえさりて ほおをふく |
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北帰行Ⅱ・ ゆめはむなしく きえうつろ いまもけせすに おんあいを
そらへほたちて かえるふね みやこのひとよ われさりぬ
北帰行はとりわけ好きな歌で3作品作りました。
私自身はこの歌が一番好きです。
明けましておめでとうございます !
(令和7年正月作品)
おねしろくさえ てんちわけ きせつをほめぬ ふゆやすみ
ひのまるへえむ はれもらい なにかよいこと ありそうた
(残念ながら鶴見岳に雪は残っていませんでしたが・・)
今年の正月はとても穏やかで、別府の空は終日日本晴れでした。
元日から散歩をする人も多く(もしかすると竈門神社の初詣かも知れません)、私も通常通りルーティンの散歩をしました。
散歩道から我が家の窓の日の丸が良く見えていました。
私も日の丸に特に強い思い入れは有りませんが、今では祝日でも掲揚する家は全く見られなくなりましたね。
ともあれ昨年の正月のような悲劇(能登地震・羽田の航空機)が無くて、本当に良かったです。
今年が皆様にとっても良い年である事を祈っています。(令和7年正月)
| 明けまして おめでとう ございます 昨年はこのHPを訪問頂き、有難うございました。 本年も引き続き宜しくお願い致します。 挿絵の女性が「何でも鑑定団」の片淵茜アナに似ている事に気が付き、芸名を「あかね」に変えました(^^)。 もうまつはるひ ねこやなき いろよくふえぬ せりをゆに むかえたとしの へいわほめ おんけさちあれ そらすみて 令和6年正月作品 |
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はるよなのみそ えむこらに かせつめたしと ほおふれぬ
けさもあわゆき いろりへひ やねてうくいす えんをまち
令和5年正月作品